昨日の森林インストラクター新年会で石井会長が、12年に一度しか使えない干支関連のものとご紹介くださったのが、「ヒツジノツノ」と名前の付いたの標本。 (上の写真はネットの通販「ジャムコバヤシ」http://jamkobayashi.com/?pid=16449418さんのお写真を拝借)
さて、これは一体・・・?
ゼンマイの様なシダの仲間? と思いきや、パナマ帽を作るヤシに似た縦に裂ける葉を持つパナマソウ(パナマソウ科)の肉穂花序(ガマの穂のようにフランクフルト状に集まった小花の塊り)に縦に切り込みを入れて丸まったものを乾燥させた状態、だそうです。 パナマ帽を作る葉の部分は素直で丸まったりしない繊維ですが、肉穂の部分はタンポポの茎のように縦に切れ目が入るとクルクルと丸まる性質をもっているのですね。
「パナマソウ」についてもっと知りたい方は、
GKZ植物図鑑「パナマソウ」http://www.t-webcity.com/~plantdan/souhon/syousai/ha-gyou/ha/panamasou/panamasou.html
日本ではドライフラワーとして「タルホーン」の名で流通しています。 それにしても、ホーンはhornとして、タルってどんな意味なのでしょう? 後で調べてみますね。
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葉は全てが相生葉で、花はその根元から出る…不思議な植物が在るのですね^^
羊は可愛らしいイメージですが、この「ヒツジノツノ」チョッとした威圧感もあり、今年の
壁掛けに、玄関などに置いたら、厄除けにもなりそうな…?。^;ゞ
早速 話題性のある珍しい標本を紹介して下さり 有難うございました。
パナマソウもこの奇妙なツノ状の物体もこの日初めて知りました。 この世には知らないことがいっぱいですね〜! 教えてくださる方身の回りに益々増えてわくわくです^^
ケロの花嫁姿…潜在意識の中にあったかもしれませんけど、まだまだ先…と思いたいです。
ももりさんの所に書きこむ時、綿帽子って言葉が出てこずに、投稿してから思い出し真綿よりそちらがよかったなぁって思ってました。 綿帽子は美人さんしか似合わない清楚な美の極みのイメージです。
タルホーンの意味を調べていたら(未だ不明)、割礼(宗教的儀式と記載)に関係してるような…という書き込みがありました。 西洋文化にも精通されているももりさん、何かひらめかれましたらお教えください。