時間の使い方は、そのまま
「いのち」の使い方です。
丁寧に時間を使うと
丁寧な人生が残ります。
<ノートルダム清心学園理事長 渡辺和子>
どうも雑な使い方ばかりしているようで、ハッとしました。
あれもこれもやりたがって時間が無い無いと言う一方で、やりたいことをやっている時でも、「やらなくてはならないこと」が終わっていないと気になって心から楽しめない。
「やりたいこと」 も 「やらなくてはならないこと」も どっちも中途半端。 雑な人生ばかりそこらじゅうに残してきて恥ずかしいことです。
人はそう急に変われない?
それでも明日は節分、雑な自分を豆で追い、新しい春から丁寧な人生を紡いで行けるよう心がけてみましょうか。
(写真: 池の氷が夕刻まで解けずに残っていました。)
*−−−−−−−−−−*−−−−−−−−−−*
危険地域に於いてもご自分の使命を信じ、丁寧に果たされ続け、丁寧な人生を残された後藤健二さんに哀悼の意を捧げます。
各著書は現在一時的に在庫切れとなっていますが、重版されることと思います。 残されたご家族の為にも読み継がれていきますように。
ラベル:渡邊和子
今日、鎌倉とんぼさんにも素敵なお言葉を戴き、ありがとうございました!
今年は、丁寧にマメに生きられるよう心がけます。
後藤健二さんはどんなにかご無念だった事でしょう。危険を承知で、弱い立場の人々の窮状を、私達が知らない世界を多くの人達に見て欲しいと言う熱い思いで撮られた映像を、もっと早い段階で、もっと多くのメディアが扱い伝えて頂きたかったです。人にも物にも誠実に丁寧に向合い、遺された本や映像、伝えたかった思いを、しっかり受け止めて行きたいです。真摯なお姿が忘れられません。 哀悼の誠を捧げます。
こちらへのお返事遅くなり失礼致しました。
二・二六事件に触れてくださったので、出先の携帯からでは簡単に書けそうになくて、帰宅して書いています。
渡辺邸は法事等でお世話になる荻窪の光明院さんの近くにあったのですが、調べると5年ほど前に和子さんのご意向のもと、取り壊されてしまったそうです。
↓事件の痛ましい記憶を語られた講演の記録をみつけました。
【すぎなみ学倶楽部 杉並区公式情報サイト】
「父渡邊錠太郎と私 渡辺和子さん講演の記録」
http://www.suginamigaku.org/2014/10/226-1.html
後藤さんは、丁寧で密度の濃い人生を全うされたのだと思います。 色々な意見があるでしょうが、日本人の世界の危機へ向ける目を覚まし、後藤さんの訴えに世界中の目を向けさせる切欠にもなったのではないでしょうか。
これほど克明な内容に接したのは初めてです。
>・・・慰霊祭で私に丁重に挨拶をして来たのが安田少尉の弟さんでした。 そこで反乱軍の家族も被害者なのだと気がついたのです。相手の気持を察すれば、彼らも辛かったのでありましょう・・・<
やさしい微笑みをたたえ穏やかな表情の奥に、どれ程の喜怒哀楽を味わって
来られたことでしょう。
私達の目を覚まさせ、ハッとさせられる度に背筋を正し、其処から色々な事を考えます。 複雑で容易にはいかない事でも、面倒がらずに誠実に丁寧に向合っていきたいです。
国会中継等でもどこか偉そうで人を見下した様子で話す人を見ると、どんな人生を歩んで政治家を志したのかと暗然たる気持ちになります。
深い悲しみ苦しみを経て、人はやっと人の気持ちが分かるようになるのでしょう。 面倒で容易にはいかない事こそ厭わずに、コツコツとやっていけたらと思います。