普段は満々とわき水を湛えている宅部池(かつての農業用ため池)も水を抜かれて、このような様子に…

但し、今回は予算の関係で、5年前のかいぼり時よりも水を抜ききれなかったようです。


大勢のスタッフの方々が腰まで泥につかりながら、懸命の作業をされていました。


かいぼりで出てきたゴミの山、そして本来ここには生息していないはずの外来種・オオクチバス(通称ブラックバス・北米原産)


こちらは、レンジャーさんに捕まれてジタバタと空中でカエル泳ぎをしていたウシガエル(アメリカ東部・中部、カナダ南東部原産。 食用に導入された。 この太もも…むか〜し、中華料理として戴いたことがあるけれど(田鶏・デンチ―と教わった)淡白な鶏のささ身風だったような。 いざとなれば、捕まえて食べられるかな?)


ごっついコイの歯 二枚貝も見つかりました。

手長エビやトンボの幼虫のヤゴたち(何トンボのヤゴかな? 小さいのはイトトンボの仲間)


クサガメ(従来在来種とされてきたが、現在は大陸からの外来種とされる。 この地域での在来種はニホンイシガメのみ)と ウシガエル(前述)


いつもはこの土手の縁まで水があります。 Tレンジャーさんが心を籠めて描かれたこんな池になったらいいな〜の図
今回のかいぼりでは、水生生物の調査・保護・駆除の他に、水生植物の埋土種子を甦らせる試みが実施され、池の一部に培地が作られており、どんな芽が出て来るか、とても楽しみです。
かいぼりによって確認された水生生物の表
*かいぼり(搔い堀り): 農業用ため池の維持の為、一定期間毎に水を抜き、たまった土砂を取り除いたり、池の底を天日で干して浄化したりする伝統的管理方法。 現在では外来種駆除・在来種の生息調査の役割もある。
*宅部池(たっちゃん池): 昔、たっちゃんという泳ぎの上手な子がこの池で溺れ、助けに入った兵隊さんも溺れてしまったという悲しい出来事があったことから「たっちゃん池」と呼ばれている。 約0.5haの旧農業用ため池、豊富な湧水量があり北川の源流。

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かわいらし 45にもなりてわが手に もどる
かわいらし 笑顔でわれを 見守っておる
さあできた 好きな料理に とんでこず
叱ったり 心配もみな 楽しみとしる
吾のため いてくれた45年 すべて喜び
眠れぬ夜 高価な花の 香に苦しむ
全ての句に明るく温かな言葉を使われていて、
突然の哀しみの中でもご自分を失わないようにと
何とか心の調和を保たれようとされているご様子…
同じ母として、余りの事に言葉を失っております。
御霊安らかにあれと祈るばかりです…合掌
いつも優しいお心を寄せてくださり、本当にありがとうございます。
人生、思いもしなかった事が突然訪れるものですね…。 我が家のケロもなんと赴任先に明日、巣立っていくこととなりました。 心の準備も整わぬまま、目の前の事に追われています。
ケロは新生活に向け