(さて、キノコの同定は難しい・・・教えて戴いた記憶を辿りながらこれから順次名前を付けて行きますが、うろ覚え、記憶違いの可能性あり、あくまでも参考にしてください。)
きのこ研修とはいえ、道中の諸々に目が行くのはいつものことで・・・


左ヤマブドウ 右巨大キャベツ! カボチャが小さく見えます


背丈が高かったので多分シオン?(紫苑)キク科シオン属
の花と蕾


ナギナタコウジュ(薙刀香薷)シソ科ナギナタコウジュ属


ミゾソバ?(溝蕎麦)タデ科イヌタデ属 花色・葉の形が少し異なるような・・・
やっとキノコ登場! と思えば、ハシバミの実に目が移る。


駅前の植込みに発生していたきのこ達 ハシバミ(榛)カバノキ科ハシバミ属 の実

ハナイカリ(花碇)リンドウ科ハナイカリ属


ホコリタケ(別名キツネノチャブクロ他)ハラタケ科 〇幼菌のみ可食


左コガネニカワタケ シロキクラゲ科
右△ヤマイグチ イグチ科(カバノキ類樹下・柄ササクレ模様・生食は不可)




◎ハナイグチ(花猪口)ヌメリイグチ科 別名ジコボウ(長野・山梨)(カラマツ林の樹下・粘液に包まれる・傘裏黄色・幼若菌の傘裏に膜)







美しくて美味しい◎タマゴタケ テングタケ科


◎オオツガタケ(大栂茸)フウセンタケ科


カラマツベニハナイグチ(唐松紅花猪口)イグチ科


左◎クリタケ モエギタケ科 倒木・切株(傘周辺淡色で被膜残す・多数束生)
右Xニガクリタケ モエギタケ科 枯幹・切株(傘小黄色味に緑青色を帯びて不気味)


左◎クリフウセンタケ(ニセアブラシメジ)フウセンタケ科 広葉樹下でしばしば群生(湿気で粘性・クモの巣膜)
右〇ズキンタケ(頭巾茸)
(茹でても歯ごたえ・色合い残りマリネや汁物向き)
白いきのこは森の中でとても目立つけれど、毒性の強いものが多いので要注意!


左XXXドクツルタケ テングタケ科 猛毒の”死の天使”
(傘中高の平開・軸ササクレ模様・膜質ツバ・根元球形壺あり)
右 ?




◎クロカワ イボタケ科
この子達を見るとメルヘンの世界に嵌って、ついつい撮りまくってしまいます。






Xベニテングタケ(紅天狗茸) テングタケ科
食べられはしなのに、これほど愛されるキノコも他にないですね。
スッポンタケ(鼈茸)スッポンタケ科 卵のような幼菌は柔らかな弾力あり、切って中を見てみると・・・



こちらは(主に)美味しい茸たち、豊作です!



左 ◎アカヤマドリ(タケ) イグチ科
右◎アカジコウ? イグチ科


◎ヤマドリタケモドキ イグチ科
西洋で好まれる ポルチーニ(伊)、セップ(仏)の近縁種


(傘は開くと20cm程にもなり弾力あり握っても元に戻るのでニギリタケの別名・生食不可)


左カヤタケ キシメジ科
右◎△ホテイシメジ(布袋占地) ヌメリガサ科
(カラマツ林内など・時に菌輪も・酒と一緒に食すと酷い二日酔い)
さぁ、収穫したきのこ達を並べて本日のおさらい! う〜ん、幾つ憶えられたかなぁ?
















きのこ名人の先生のカゴの中

採ってきたキノコは食べられるように始末するのがなかなか大変です。 上の先生のカゴの中のように、出来るだけ汚さないように採り、槌や枯葉などを落とし、崩さないように入れ方も考え、そっと持ち帰る気配りが後の仕事を楽にします。




水で洗うと香り・旨味・歯ごたえ等を失うので、お湯を降りかけてきのこをきゅっと引き締めてから汚れを落とします。 この下拵えの作業に一番時間がかかりますが、美味しく戴く為の修行ですね。


竈に火を熾して、お鍋に下ごしらえしたきのこを投入!

様々なキノコの旨味が混然一体となって・・・絶品のキノコ鍋!






上左:タマゴタケの特製ドレッシング・マリネ 上右:大人の味・クロカワの炙り焼き
中左:バスク風キノコと卵の炒め物 中右:カラカサタケの柄の炙りは、イカ燻風味
下左:アカヤマドリの断面 スライスしてあぶり焼き
黄色くとろけてカスタードクリームのように甘くてビックリ!
下の「きのこ」タグをクリックすると、過去ログのきのこ関連のリストが出て来ます。 とんちんかんなのもあるかもしれませんが、お楽しみ頂けたら幸いです。

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私自身はもう殆ど全快して元気に山に復帰していたのですが、今度は家人が・・・一つ一つ乗り越えて行くのが生きていくってことなのでしょうね。