皇后陛下のお誕生日のお言葉の中に、7月に天皇陛下と小網代の森を歩かれ、浜辺でチゴガニのダンスをご覧になられた思い出が綴られていました。 私もこの7月、同じチゴガニのダンスを見る研修に参加していたので、嬉しくなって写真を引っ張り出してきました。 甲羅が1センチ程の小さなカニなので、浜辺に這いつくばるようにしなければ見ることが出来ません。 両陛下のそんな微笑ましいお姿をつい想像してしまいました。 動画も撮ったのですが容量が大きすぎてブログにアップできず残念です。
チゴガニ(稚児蟹)は、巣穴から出てくるとハサミを上げ下げしてメスを呼び込みます。
その愛らしい様子がまるでダンスを踊っているように見えて、ついつい魅入ってしまいますが、更に小さく地味な(甲羅が赤っぽい)メスが寄って来ると・・・
こちらは別種のカニですが、このようにオスは巣穴に脚をかけつつメスを呼び込み、近づいて来たメスを捕まえると、巣穴に引き込みます。 力づくで強引ですが、オスも遺伝子を遺す為に必死です。
こちらもまた別のカニのペア♀♂? 形は良く似ているので、上のカニのアルビノ(色素欠乏症)かもしれません。
神奈川県の小網代の森の公式ページです。 YouTube等で探すと動画も色々みつかります。
2016年10月20日
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チゴガニのダンス求愛はNHKでも放送されて知名度アップしましたが、本当に小さなカニが大勢で一斉に同じようなリズムでハサミを上げ下げする様子は、幾ら見ていても飽きない程で立ち去り難い気持ちでした。
人と人のご縁は偶然に思えても必然なのか、とても不思議なものですね。 誰と巡り合うかで人生が大きく変わって行くことに感動を覚えます。