普段から毎日一時間は歩き、健康オタクを自認するほど食生活から運動まで健康管理に努めている父であるが、近道をしようとして段差を超えられず足を引っ掛けて転倒したようだ。 平地を歩いているだけだと、どうしても腿が思うように上がらなくなる。 良く歩いている人でも、躓き転倒は要注意だ。
父が私に、
「お前に頼みたいことがある」
等と言うので、すわ遺言?何事か?と思いきや、
「お母さん一人だけになると野菜を食べないから、きちんと食べるようにしてね」
だって・・・。 こんな状況でも母の食生活を心配しているなんて、泣けてくる。
傍に居た母に、
「幸せだね、羨ましいよ」と言うと、
「そうやっていい人ぶって、ズルいんだから」
亡き主人とは違い、煩いくらいに母に声を掛け構う父なので、母にはこの幸せが分からないようだ。 無ければ無いで欲しくなり、有れば有ったでうっとおしい。 無い物ねだりは人の常なのだろう。

人気ブログランキング 久しぶりに2017年9月2日からランキングのバナーを入れてみました。(少しずつ関連ページ等にも遡って貼ってます。 《クリック》応援、ありがとうございます
