2017年08月18日

パウロの森でキャンプ


 お盆休みから週末にかけてケロが長いお休みをとってずっと一緒に居てくれる予定だったのですが、迷走台風のせいで延期になった仕事が休暇予定日に入ることとなり、新盆の法要が終わると直ぐに大阪へ戻ることになってしまいました。 新盆の後にぽっかりと空いた寂しさを埋めたくて、まだ参加OKというキャンプに飛び入りさせて貰うことにしました。

 聖パウロの森で早速迎えてくれたのは、森の妖精きのこたち。

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絵本の世界のように可愛いらしい【タマゴタケ】3兄弟 美味食茸

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【テングタケ】【ツルタケダマシ?タマゴテングタケモドキ?】どれも毒茸

テントを張って、さぁお昼は、 
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手作りの竹のお椀、竹で組んだ台で「そうめん流し」 
青ネギ、ミョウガ、シソ、生姜・・・薬味もいっぱい刻みました。

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丸太に縦に十文字を入れて切り口に炭を置いて燃やしていくスウェーデン式焚火 きれいに燃え尽きると4つ脚の椅子かテーブルが出来上がるそうですが、これはちょっと燃えすぎてしまったようです。

P8176174 (210x140).jpg ダッチオーブンで炊き上げたエビ・アサリ・イカ入り、サフランで仕上げた絶品のパエリヤ、鶏肉とコンニャクとカシューナッツのクワ焼き、森で皆が集めたタマゴタケ入りコンソメスープ、ネギたっぷり納豆卵焼き の 夕食献立。 食べ始める前のもっときれいな状態で写真を撮らず、シェフに申し訳ないです。



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夕食の後は、日の入り前からムササビの巣穴と思われる3か所のポイントに分かれての張り込み。 私は森の斜面にある杉の木の洞の下でじっと目を凝らし続け(途中ちょっと寝てました…すみません)ましたが、ムササビの鳴き声も姿も気配も全く感じられず、残念。 それでも夕闇の森の中で佇むひと時はなかなか得難い経験でした。 私が今までムササビが飛ぶのを見た場所は、森の中の道路の上、広場の中など空が開けた所でした。 どうもムササビが気持ちよく滑空するには、この森は木々が茂りすぎている気がします。

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他の箇所のムササビ観察も不発に終わったようですが、来年は巣箱を掛けてみようなど意欲満々のうちに、いよいよ火を囲んでの宴が始まりました。 料理長手作りのベーコンと野菜のBBQの美味しかったこと!

 テントサイトはマサカの傾斜地で、それでもマシな場所を譲ってもらったものの重力には勝てず、知らず知らず滑り落ちては下側の先輩の陣地を脅かしていたようで、申し訳ありませんでした〜 

 翌朝は、昨日のタマゴタケ入りスープで作った雑炊にネギとオカカたっぷりのふんわり卵焼き、淹れたての薫り高いレギュラーコーヒー、ごちそうさまでした!  

 いよいよ全山踏破コース+ちょっと探検の始まりです。 
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【聖パウロの森からピークへ向かう】  【ベニバナボロギク】キク科

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左【ボタンヅル/牡丹蔓】キンポウゲ科センニンソウ属
右【マツカゼソウ/松風草】ミカン科

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【イヌトウバナ/犬塔花】シソ科トウバナ属
 (近似種のヤマトウバナ、ミヤマトウバナとの判別点)茎の下部這い上部斜上し高さ20〜50p 葉裏に腺点多 頂部・葉腋に花序 花5〜6p白〜僅かに淡紫を帯びることも 萼に開出長毛密生

 だんだんと道が険しく…いや、ここは果たして道なのか?という岩に取り付きよじ登るようなコースを行くかと思えば、沢から先は隣の森という所へ行きついたり、ここは一度降りてみたかったやら、ここは行けそうな気がするとか…なかなかタフな歩きでした。  

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【ヘクソカズラ】アカネ科      【ダイコンソウ】バラ科

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【タマアジサイ】アジサイ科   【キンミズヒキ】バラ科

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見晴らし台からの眺め

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【フクラスズメの幼虫(幼齢)】食草イラクサ科【オオカギバ】食草ウリノキ科

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【アマランサス(ヒモケイトウ/紐鶏頭)】 と 【ミヤマアカネ】
 
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【アメリカホド(イモ)】マメ科ホドイモ属 別名:インディアン・ポテト
 見たこともないエンジ色のマメ科の花に驚いて写真を撮り、帰宅して調べてアメリカホドイモと分かりました。 地中に連なった塊根(イモ)をたくさんつけるという。 牧野富太郎先生は「馬鈴薯」の正体をホドイモ(在来種)ではないかと考察されていたのを読んだことがありますが、これはアメリカ原産のホドイモの仲間で、より多くの大きなイモを付けるらしい。 こんなところでホドイモの仲間に会えるとは! 今年は何故こんなに牧野先生とのご縁がつながることが多いのだろうか。 
 
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 とても大きなハナイカダの実(1pくらい)を更にアップにしたら、なんとこっちを見ているような…甘いと聞いてつまんで食べてみようかと思った私を威嚇しているようでした。

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【ミズタマソウ】アカバナ科 
 産毛に露をまとった種は、まさに名前そのままの姿でした。

 森の周りの明るく開けた場所には、森には見られない植物が生えていたり、畑にはブルーベリーありパッション・フルーツあり、いろいろな作物や植えられた花々を見ながらバス停へ向かう道も飽きることなく、森へ通う日々が一層楽しみになりました。 長い間お休みをいただき、定例作業などにも参加せずに、楽しい時ばかり参加してすみません。 もう少し落ち着いたら、また森に戻ってきますのでよろしくお願いいたします。 



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posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんなにも沢山の草花はじめ山のいとなみをUPして下さり、有難うございます。
まるで美しい花道を上ってゆくが如くのミヤマアカネも微笑ましいですね?。^♪

 山桜さんに、お詫びしなければならないことがあります><;ゞ
実は去年、丹精込めた貴重な苗を送って頂きましたのに、今健在なのは斑入りのドクダミソウだけですm(__)m 8〜9月に渡り 屋根と外壁工事をする為 家の周囲に頑丈な足場を施しビニールシートにすっぽりと覆われた中、少し大きめの鉢に移し替えて、水遣りも欠かさずに見守っていたのですが、やはり御地に比べますと南国の夏場の猛暑は、デリケートな植物にとって 余り適した環境ではなかったのでしょうか?
 折角送って頂き、もしかしたら季節が巡って 新しい芽が出てくるかもしれない、と、かすかな期待を寄せていましたが… なんだか言い出せずに 本当に申し訳なく思っております。
Posted by メダカの目 at 2017年08月23日 21:43
◆メダカの目さんへ

 東京は久しぶりの太陽がまぶしいです。 雨が続いて涼しければ心配し暑くなればやっぱり鬱陶しいけれど、やはり夏らしい日も無くては物足りません。

 野菜やお米にも影響が出て来ており、西日本の皆様に助けていただかねばならないかもしれません。 

 日本がそのように南北に長くて気候が異なること、このような時にも助かりますね。 その分、やはり北海道の植物を長崎で育てるのは無理があったのでしょう。 吾が庭で余りにも元気いっぱい蔓延るので、長崎でも大丈夫!と思ってしまい申し訳ないです。

 私も今頃になっての告白で申し訳ありませんが、せっかくいただいた檜扇(ぬばたま)の種、今だ一つも発芽せぬ(何年か後に発芽もありかと見守りつつ)ままで過ごしておりました。 千葉のチャチャさんとの植物のやり取りは成功しているのですが、やはり遠地だと難しいものなのですね。

 家の外壁屋根・リフォーム時にも、気を付けていたのに幾つか大切な庭の仲間を枯らしてしまいました。 ほったらかしでも大丈夫なものもいるので、適応力の違いなのでしょうが、それぞれ無理のない環境が植物にとっても幸せなのかなと思います。

 人も同じなのかしら…主人も秋田で秋田美人と一緒に暮らしてたら、もっともっと長生きできたのかも…。 それでも人生を選んで決めて生きた来たのは主人自身なのですから、一生懸命生きて天晴れな人生だったといってあげたいです。
Posted by 山桜 at 2017年08月24日 10:47
久しぶりで木々の根元???ゴロゴロした背中の突起物にも平気で寝ていたテント生活を思い出しました。いいなあ!!!足がねえ。もうムリ。先日プールが4日間お盆休みでした。5日目に行ったプールから見る空・・・東一面全部ガラスなんです。やっぱりゆっくりゆっくり空を見るって素晴らしい!!感動しました。山のぼり…空を見るのも楽しみですね。キノコなんてかわいいんでしょ。でも…毒をもってるのもいるそうですね。
Posted by 山口ももり at 2017年08月28日 09:13
◆ももりさんへ

 私が山や森へお連れするお客様の中には、ももりさん位のお年頃の方が沢山いらっしゃいます。 お若いころから山へ行かれていた方も、定年後に始められた方も、膝や腰の痛みが山を始めて良くなった方も。 もし、また山へ登ってみたく思われましたら、プールと自転車移動の他に、歩きを少しずつ増やしてみては如何でしょうか。

 山の天辺に登ると空が広いのがいいですね〜 この広い広い空を見るために登るのかもしれません。 一人だったら仰向けに寝転んで空を眺めてみたいです。

 きのこは森の分解者。 きのこがいなければ枯れた木が土に戻ることはできません。 ですから、きのこはやっぱり森の精。 土に戻った木の精霊の姿にも思えます。
Posted by 山桜 at 2017年08月28日 20:21
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