2017年09月08日

二俣尾の平溝川(9月)

  (水生生物の画像を一部拡大しました。)
 美味しいランチをいただいた後は、マイクロバスで移動し、先日観察した多摩川の支流・平溝川を遡った綺麗な沢での水生生物観察です。 上流で綺麗な水である分、水温も低く4〜5度とのこと、余り長くは入っていられない冷たさです。 

 この日のスターは何と言っても、この見目麗しい「ヤマメ(山女)」の幼魚です。 なんて美しいのでしょう・・・ウットリ魅入ってしまいます。 山ではタマゴタケ、川ではヤマメ、私にとっては神様の意匠の極みに思えます。
<2017-09-03 平溝川にて>
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【ヤマメ】サケ科 
 サクラマスと同種の海へ下らない陸封型の標準和名
 「渓流の女王」と呼ばれる

ほかの魚たちだってそれぞれに魅力的なのは勿論です!
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【アブラハヤ】

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【カジカ】

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【ヘビトンボ(幼虫)】       【オオヤマカワゲラ(幼虫)】

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【サナエトンボの仲間のヤゴ】

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【カワニナ】【サナエトンボのヤゴ】   【ハグロトンボのヤゴ】

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【チラカゲロウ(幼虫)】

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【サワガニたち】

 きれいな沢の中に住んでいる生き物たちと間近に接して、子供も大人も目を輝かせていました。 観察させてもらった後は、そっと元の棲家にお帰りいただきました。 お騒がせしてごめんなさい。

 頭上では終始、薄黄色のトンボが群舞していました。 何トンボかとカメラを構えて留まるのを待っていたのですが、ちっとも留まってくれません。 色からしてウスバキトンボではないかと思い調べてみると、「殆ど留まらず飛んでいる」との記載があり、「ああ、正にこれだ!」と思わず叫んでしまいました。
…ということで、写真は撮れなかったので、カフェトンボさんの「トンボフィールド観察記」のウスバキトンボのページを、是非ご覧ください。



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posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自然を大事にしないといけませんねェ。これらの生き物は人間を頂点(と考えているのは人間だけ)している生命の循環を支えている貴重で大切な生命です。
Posted by 鎌倉とんぼ at 2017年09月08日 06:52
◆鎌倉とんぼさんへ

 まるでトンボさん繋がりでお越しいただけたようで嬉しいです^^ カフェトンボさんのウスバキトンボの写真を拝見すると、飛び続けている為か羽がボロボロでした。 どの命も一生懸命に生きているのですね。

 昨日、都立霊園落選の報が届きました。 またふりだしに戻って考え直す機会が出来たと思い、ちょっとホッとしています。
Posted by 山桜 at 2017年09月08日 09:23
 人間社会に生きているので、仕方のないことですが、人との関わりにとての疲れる時があります。
 しかし小さな生き物には、時を忘れて魅入ってしまうことが多々あり、私達も何とかバランスをとって生きていけるのかも知れませんね?リンク先にお邪魔し、暫し楽しませて頂きましたm(__)m
 ダーウィンが来た!は見損なって残念でしたが、再放送を探してみますね><;
Posted by メダカの目 at 2017年09月11日 13:24
◆メダカの目さんへ

 命のバトンを渡す為に一生懸命生きている沢山の命。 私たちもその一員に過ぎないのに、ただひたすら生きるのみならず悩み多き日々ですね。

 かといって一人ぼっちで生きるのは寂しくて、人と関わってこそ生き生きと暮らしていけるのだなぁと、今は一入そう思います。

 ダーウィンが来た!はカイツブリが主役でTさんの出演シーンは短かったのですが、お変わりなく元気そうでホッとしました。 カイツブリ、とってもカワイイので再放送がありましたら、是非ぜひ!
Posted by 山桜 at 2017年09月11日 20:32
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