文字で書き起こすのは難しいのですが、急に寒さが増したように感じた秋の晴天の朝、高い木の天辺などで、こんな鳴き声を耳にしたことはありませんか? この辺りでは、衛星放送のアンテナの上も好んでとまっています。
冬鳥「モズ」の縄張り宣言の声です。 モズは餌狩りをする縄張りを厳しく守る鳥で、例え相手がメスであっても侵入は許さず戦って追い払います。 ですから、この高鳴きはとても大切な儀式?なのです。
先日9月30日には八王子の裏高尾にて、本日、狭山丘陵にてもモズの初高鳴きを確認しました。
「モズの高鳴き75日」というように、あと75日もすれば初霜が降りて冬も本番となるのでしょう。 今年は本当に75日で初霜が降りるか確かめてみようと思います。 10月3日の75日後といえば12月14日、はや年末です。 昨年の今頃は、その頃は・・・と、ついつい思い出して考えてしまいますが、月日は人の思いなどにはお構いなく、無情に過ぎていくものですね。

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