2017年11月03日

カワイイのに掃溜菊

 気の毒な名前を付けられた植物は数多いですが、この可憐な小菊もその内の一つ。 牧野富太郎先生が世田谷の掃き溜めで発見、命名されたという熱帯アメリカ原産の帰化植物です。 花径5ミリ程と、とても小さいので見かけていても、その可愛らしさに気づかれないことも多いかもしれませんが、よ〜く見て頂ければなかなかチャーミングなこと、お分かり頂けると思います。

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真ん中の部分は更に小さな黄色い筒状花の集まりで花手毬のようです。 その周りに先が三つに切れ込んだ白い舌状花が5枚、綺麗に縁取っています。 こんな小さな世界でも手を抜かない美しさ! ついつい見惚れてしまいます。

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【ハキダメギク/掃溜菊】キク科コゴメギク属 
 原産地:熱帯アメリカ(ブラジル、ベネズエラ等)
 分布:大正末期〜明治初期に東京に上陸 関東以西の都会・住宅地・その近郊農地など
 花期:6〜11月  
 花径:5ミリほど


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posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
漢名の「捷毛牛漆菊(ショウモウギュウシツキク)」のほうが、少し良いかもしれませんね。
Posted by 玉井人ひろた at 2017年11月09日 15:56
◆玉井人ひろたさんへ
 漢名は「捷毛牛漆菊(ショウモウギュウシツキク)」というのですか? 初めて聞きましたが、どのような意味なのでしょう? 「睫毛(マツゲ)」なら、何となくそんな雰囲気もありますが、手偏なんですね。 牛漆とは? 謎が深まります。

Posted by 山桜 at 2017年11月09日 19:25
 ま〜ぁ、なんて繊細な細工の…@@と目を凝らしたくなる程の手の込んだ造形です事! 
 すー〜っと尾を引いたら、花亀のブローチにもなりそうですね♪^^¥
 発見された場所を言うのでしたら、せめて”吹寄せ”と、吹寄菊と命名して欲しかった!です^^; でも、こうしてズームアップして撮って下さったことで、色々な発見をさせて頂き、本当に感謝です。どうも有り難うm(_ _)m
Posted by メダカの目 at 2017年11月09日 23:27
◆メダカの目さんへ
 顕微鏡機能の付いたカメラを持ってから、小さな世界を除く楽しみが増えました^^♪ 一緒に楽しんでいただると更に嬉しいです。 こちらこそありがとうございます。

 「吹寄小菊」だったら、どんなに良かったでしょう。 それでもハキダメギクというインパクトのある名前で一度聞いたら忘れられない効用だけはありますね。 
Posted by 山桜 at 2017年11月10日 11:59
昔から、属は違うけどメランポジウムを見ると、ハキダメギクを不憫に思っていました。
Posted by くさや at 2017年11月19日 14:19
◆くさやさんへ
 メランポジウムとかジニア(百日草)とか、いつまでも同じように咲いている花って、どうも苦手です。 ハキダメギクも花期は長いけど、ずっと可愛くて好き。 不憫なのは名前よね。
Posted by 山桜 at 2017年11月19日 21:33
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