「ツル・ウメ・モドキ!」
と、余りにもそのままの名前にガッテンしたものでした。

<2017-11-17 狭山丘陵>
紅葉した葉がすっかり落ちてしも実だけが残るので、今頃になると、とても目立ちます。

果実は熟すと黄色の皮が三つに割れて中から朱色の皮に覆われた種が顔を出すので、黄色と朱色で一層鮮やかです。

そのままで天然の美しいリースになるほどで、生け花や盆栽にも使われます。

【ツルウメモドキ/蔓梅擬】ニシキギ科ツルウメモドキ属 落葉蔓性木本 雌雄異株
分布:北海道〜沖縄
花期:5〜6月 花径:7mmほど 五弁花

<2017-09-24狭山丘陵> 3つに割れる前の実


<2017-05-12 狭山丘陵> 雄花と雌花がありますが、これは雄蕊が目立つので雄花でしょう。

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梅擬はモチノキ科、蔓梅擬はニシキギ科、名前は似ていて赤い実がなっても、雰囲気は全然違いますね。
蔓梅擬は種まきでも簡単に増やせますが、雌雄異株なので雌株と雄株が両方ないと実がなりません。 (近くに雄株があれば、雌株だけでも大丈夫)
雌株を挿し木しておきましょうか? 但しノブドウと同じで、モノスゴイ勢いで伸びあがり庭木を覆ったり、電線に絡み付いたりしますので、植え場所は要注意です。