それでもこうしてズラリと並んで干された作品を見ると、裏方仕事のことも吹き飛びます。
竃で温められた染液に布と手を浸すと、ホッとぬくもりが・・・ 隣の竃では、お昼の豚汁の準備もされています。 薪の燃える音、匂い、暖かさ・・・いいですよね〜 こうして火を焚いて活動できる森はなかなかありませんので、私たちはとても恵まれた環境にいることを感謝して、大切に森の手入れを続けています。
色々な手法の絞り染め、板締め染め、村雲染め、段染めの中から好きな染め方を選んでやっていただきました。
村雲染めと段染めには収穫した藍を煮出した染液を、絞り染めと板締めにはインド藍を使いました。 染める布地の種類(素材、織り方など)や染液への漬け方などで色合いもさまざまに変わります。
熱々の豚汁(当日は撮れず、他日の写真ですが・・・)
なかなか一度では、思い描いた通りにはいかないもの、参加された方々の心の中には既に次回への構想が膨らんでいるようでした。
作業小屋の軒に干された藍と唐辛子(10月)
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【草木染の最新記事】
美しいものが出来上がる段階には、辛い作業も伴うのでしょうね? 色合いも風合いもそれぞれに素敵です-☆彡
好きなことをする為ですので、辛いというほどではないのですが、やはり染材に不純物(ここでは藍の花や茎)が混じると発色に影響が出たり、染むらが出たりするということで頑張りました。
糸や型を外す時、空気に触れさせて緑色が藍色に変わる時のドキドキが溜まりません♪ メダカの目さんもきっと嵌ってしまわれると思います。