2017年12月08日

プラタナスグンバイ

 冬の観察会の話のタネを自然塾長に伺ってみると、目の前のスズカケノキの樹皮をペラリとめくり、中に潜んでいた3〜4mm程の虫を見せて下さいました。 早速、顕微鏡モードのカメラで撮影してみると、

PC028962 (440x330).jpg
<2017-12-02 むさしの自然観察園

「わ〜っ、綺麗っ!」
 繊細なレースかガラス細工のような透き通った美しい昆虫の姿が浮かび上がって驚きました。 軍配扇の形というよりも、武士の裃とか歌舞伎役者の装束っぽい?

 ツツジグンバイは父が躑躅の盆栽を育てていて、葉を白くする害虫として認識していましたが、拡大すればこのように美しい姿をしていたとは! 因みにツツジグンバイの方が更に美しいそうなので、見つけたらまたご報告しますね。 

【プラタナスグンバイ】グンバイムシ科
 北アメリカ原産 
 日本では、2001(平成13)年に名古屋市で初確認。 
 その後、全国各地でも発生、分布を拡大中。
 プラタナスの重要害虫。
 吸汁された葉は白化し、被害が進むと落葉することもある。


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posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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