2018年02月03日

節分に鬼縛り

 先日紹介したコショウノキ(胡椒の木)と同じジンチョウゲ科の植物には、和紙の原料になるミツマタのように、その強い繊維を人々が利用してきた植物があります。 その中でも山仕事をする人たちが、鬼も縛れるくらい強いと言われる樹皮を、刈り取った柴などを束ねる際の縄の代わりに用いていたのが、その名もズバリ「オニシバリ」という木です。

<2016-03-08 裏高尾>    <2016-03-15 裏高尾>
P3080302オニシバリ (210x140).jpgP3150409オニシバリ (210x140).jpg
【オニシバリ/鬼縛り】ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
 別名:ナツボウズ(夏に落葉、秋に新葉が出る)

 葉の付き方はジンチョウゲに似ていますが葉の色は薄く照りはありません。 開花する早春はまだ降雪もあり風雨も強い為か、花は葉の下に隠れるように咲くことが多く、しかも黄緑色で目立たちません。 その代わり甘い香りを放ち虫を誘っているようです。 見つけづらい分、見つけると心躍る花の一つです。

<2016-03-15 裏高尾>
P3150410オニシバリ (420x630).jpg

<2016-05-30 裏高尾>    <2016-06-04裏高尾>
P5305158オニシバリ (207x310).jpgP6041452オニシバリ果実 (207x310).jpg

 雌雄異株ですが、中国原産で雄株ばかり挿し木で殖やされたジンチョウゲとは違い、雌雄株どちらも同じエリアに自生しているので、ちゃんと結実しやがて赤く熟すのはコショウノキと同じです。 実は有毒で辛いとありますが、すみません、試したことはありません。

 豆に追いやられた良い鬼さん、縛り上げられないように上手にのがれてくださいね。


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posted by 山桜 at 17:05| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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