2018年02月26日

キクザキイチゲ開花

 むさしの自然館観察園のキクザキイチゲがあちこちで開花し始めています。 地下茎を伸ばして移動するので毎年どこにヒョッコリ顔を出すのか楽しみです。 

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【キクザキイチゲ/菊咲一華】キンポウゲ科イチリンソウ属
 花も菊の花に似ていますが、この仲間は総じて菊の花に似ているのに、どうしてこの種だけそう呼ばれるのか疑問です。 他のイチリンソウ属と比べると寧ろ「葉が菊に似た」深い切れ込みが特徴だと思います。 23日にご紹介したユキワリイチゲは葉がミツバに似ていることで見分けがつきます。 もっと似ていて自生地もほぼ同じなアズマイチゲは、もう少し優しげな雰囲気(私の中のイメージですが)で葉の切れ込みがほとんどないかごく浅いことで見分けがつきます。 観察園は乾燥気味ですので葉の展開が遅れていますが、自生地では花と葉はほぼ同時に展開しています。

P2110497キクザキイチゲ (158x210).jpg こちらは2月11日に土の中から蕾を持ち上げてきた時の姿です。 このイチリンソウの仲間は日差しを受けて花開く性質ですので、日が陰ればたちまち花を閉じてしまいます。 


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posted by 山桜 at 22:08| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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