2018年02月27日

麗しのセツブンソウ

 大好きなセツブンソウの花も むさしの自然観察園の片隅に密かに花開いていました。 ご覧のような美しさですので乱獲が進み、自生地が減ってしまっています。 石灰質の土壌を好むとの記載がありますが、そのようなほかの植物が棲息できない土壌でも生きていけるということかもしれません。 石灰質であれば、雑菌も繁殖しづらく排水も良いので根腐りしづらいのでしょう。 観察園のキクザキイチゲの傍の普通の土壌でもこのように咲いてくれていますが、石灰や硬質鹿沼土などを混ぜてみようかと思案中。 栽培は難しく、また自生地で咲く美しさこそ格別ですので、そっと見るだけにして大切に守っていきましょう。 

P2261036セツブンソウ (443x590).jpg
大雪が長く残っていた所為か茎がまっすぐ伸びず、寝てしまっていて可哀想・・・

P2261042セツブンソウ (443x590).jpg
【セツブンソウ/節分草】キンポウゲ科セツブンソウ属
 写真で見ると大きさが分かりませんが、花の大きさは一円玉程の小さなもので、その中にご覧のような世にも美しい造化の妙が秘められています。 
 一番外側の細いふわふわの襟巻状の部分は総苞片という蕾を包んでいた葉の変化した部分、五弁の花びらに見える部分は萼片、先端に黄色い蜜腺を付けているのが変化した花びら(先端が2分裂した先に蜜腺)、その中に蕊も葯も紫色の雄蕊と真ん中に雌蕊があります。
 これだけの趣向を凝らして虫を招いているのですから、タネの実りも良い筈。 絶やさず地道に増やしていきたいです。


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posted by 山桜 at 23:00| Comment(6) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 あらためて見ると黄色の蜜腺が効いてますね。
 近くにあるのに知らなかったむさしの観察園に今度行ってみます。
Posted by くさや at 2018年03月03日 00:41
◆くさやさんへ
 今日は久しぶりのオフ、溜まった家事をやらねば!の日です。 裏高尾ではハナネコノメ開花が数輪ありました♪ レポは今日できるかなぁ…
 白い花びらに黄色の蜜腺と渋い紫の蕊と葯の配色塩梅が絶妙ですよね。 これがせめてキクザキイチゲサイズだったら、もっと大スターの座に収まれるのでしょうけれど、小さな控えめな花なので・・・だからこその精一杯のアピールなのかな。  
 私は月に数度ほどしか居ませんが、是非ご来園ください。 木本の名札はほぼ他のスタッフの方のご尽力で整備済み、これから徐々に草本の整備を進めていきます。 植えた所から移動してしまうので、どこで芽吹くか追跡調査が必要です。 
Posted by 山桜 at 2018年03月04日 10:56
お元気に活動的な生活をなさっていらっしゃるようで何よりです。私も初めて知る花が多く、「へ・え・え・・」と感心するばかり。私のほう、ともかく足が弱くなってきました。いつまで行けるかしら???
Posted by 山口ももり at 2018年03月04日 17:05
◆ももりさんへ
 山登りやハイキングへご一緒するお客様やFITのメンバーの中には、80代で未だに野球やスキーもされている元気な方がいらっしゃいます。 地道に無理なく鍛え続けていれば、まだまだ何十年先でも山へ行けるのだと勇気づけられます。
 水泳で筋肉がついてきたら、重力のかかる陸上でも、自転車ではなく少しずつ歩かれたらと思いますが、お時間が限られるのですものね・・・それでも足で歩く距離を伸ばされると自信がついて来ますので是非お友達も誘ってご一緒にお喋り散歩はいかがですか? 元々山ガールのももりさんですから、復活叶う事願っております。
Posted by 山桜 at 2018年03月04日 18:19
 いつお逢いしても、可憐さと清々しさに手を合せたくなります-人-
この冬の厳しい寒さを物語っているようですね… 仰る通りで、里山散策や山登りの醍醐味…自生地で咲く美しを求めて、また 思いがけず出逢う花々にこそ、喜びを感じます。
Posted by メダカの目 at 2018年03月08日 09:50
◆メダカの目さんへ
 このセツブンソウも今は若い実を付けていました。 早く撮って出しの記事を書きたいと思いつつ、未だ2月28日分を書ききらずにいて歯痒いです。 
Posted by 山桜 at 2018年03月08日 23:07
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