【ユリワサビ/百合山葵】アブラナ科ワサビ属
今年は高尾では開花が遅く、大磯で初花を見ました。 白い小さな花の集まりが愛らしい。 あのワサビと同属で、葉茎をかじればピリリと辛みが後から来ます。
【アリドオシ/蟻通】アカネ科
別名:コトリトマラズ、イテイテ、オニノメッキ、メズミノメザシ、一両、など
蟻をも突き通すという程鋭いトゲがあります。 様々な別名もその特徴を表していてイタタタ!な気持ちになって来ます。 一方、自身は別名「一両」と控えめながら、翌年まで赤い実が残ることから「有り通し」の意味ともとられ、センリョウ、マンリョウなどと一緒に寄せ植えにすると、「千両、万両、有り通し」となり金運向上に縁起がいいと喜ばれます。 3月でも未だ一粒赤い実が残っていました。
【謎の赤い実】直径1センチほどの赤い実です。 固まって落ちていたので、動物の糞が雨で洗われたものかもしれません。 この時期の赤い実と言えば限られるので、後で調べて分かったら追記いたします。
【モクレイシ/木茘枝】ニシキギ科 雌花と葉
雌雄異株、葉は綺麗な十字対生(対生する葉の組み合わせが交互に90度ずつずれているので、上から見ると十文字に見える) 暖帯〜亜熱帯の沿海地の林中に自生。
日本では概ね2地域(神奈川・伊豆・千葉何部を中心とする地域、九州を中心とする地域)にのみ、遠隔離分布する珍しい木で、本州では大磯の高麗山は有名な自生地の一つ。
緑の外皮の中から真っ赤な実が現れる様子をツルレイシ(ゴーヤ)になぞらえての命名とされるので、ゴーヤが自然分布している地域で付けられた名なのでしょう。
【ムクノキ/椋木】アサ科ムクノキ属
発達した板根(ばんこん) メモし忘れましたが、この樹肌と板根はムクノキだと思います。
【ヤブツバキ/藪椿】ツバキ科ツバキ属
基本の赤色の他に薄桃色もありましたが、ヤブツバキかどうかは不明です。
雌株(下・雌花のアップ) 雄株(下・雄花のアップ)
【オニシバリ/鬼縛り】ジンチョウゲ科
別名:ナツボウズ(夏に落葉することから) 雌雄異株 繊維が強くしなやかで山仕事の縄代わりにも使用。
高尾山では一生懸命探して数本のオニシバリが、尾根沿いに雌花も雄花も幾らでも生えていてビックリ! 沢山あると、また先にもあると思って対して立ち止まりもせず、もっとじっくり観察すればよかったと後悔。 どうやら雌花にも退化した雄蕊が残っているようで、雌雄が紛らわしいが黄色い葯が外に出て目立っているのが雄花のようです。 雄花の方が少し大きくて色合いも明るくみえました。 雌雄の花の作り、香りの違いなど、どうしてきちんと確かめなかったのか・・・ダメダメな未熟観察者です。
【ヒメウズ/姫烏頭】キンポウゲ科【フキノトウ/蕗の薹】キク科
【カゴノキ/鹿子の木】クスノキ科ハマビワ属
関東以西の暖地に自生するが適応力は強い。 成長するに従い樹皮が細かく剥がれ落ち、鹿の子模様になるのが特徴。
【浅間(せんげん)山(181.3m)】
浅間神社 一等三角点
あと一息で湘南平、やっとお昼の時間です。 なかなか見られない珍しい植物たちの興奮したのと、大磯駅まで2時間半近くかかる為早起きしたのとで、すっかりお腹がペコペコです。
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