2018年05月01日

ホタルカズラ/蛍蔓

 里山の中を歩き回っている内に道に迷い、通りがかりの方にお尋ねすると、
「同じ方向だから、一緒に行きましょう」
と言ってくださって、あれこれお喋りしながら歩いていたら…
「えっ、こ、こんな所にホタルカズラ!?」
2度見して振り返り、お話を中断することをお詫びして、慌てて戻って一枚、

<2018-04-27 狭山丘陵>
P4270981ホタルカズラ (440x293).jpg
【ホタルカズラ/蛍蔓 Lithospermum zollingeri 】
 ムラサキ科ムラサキ属 
別名: ホタルソウ、ホタルカラクサ
 学名は Lithospermum=石のような種子の 
 zollingeri=ツォーリンゲル(蘭植物学者)の意

 小さな花が多いムラサキ科の中で、花径1.5cm程と大振りで青色も鮮やか、目を見張る美しさです。 ワスレナグサやヤマルリソウなどでは副花冠となっている花びらの基部の白い隆起が花弁の先に向けて長く伸びて五弁で「星形」に見えます。 

「瑠璃色に白い星の光」という神様の意匠の素晴らしさ!
そこに「蛍の光」を連想するご先祖様のセンスの良さ! 
もう、何だかとっても幸せな気持ちです。

 これだけ走出枝を伸ばし一面を覆って咲いていると、本当にそこだけ青く輝いているようで正に「蛍蔓」でした。 一人だったらもっと写真を撮ったのですが、余りお待たせしては申し訳ないので一枚きり。 また明日にでも来ようと思いつつ、一度逃すとチャンスはなかなか訪れないものですね。  ムラサキ科の実りは面白いものが多く、学名の「石のような種子の」も気になるので、花後にでもまた出かけたいです。 


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posted by 山桜 at 00:12| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
里山の中を歩き回っている内に道に迷い、通りがかりの方にお尋ねすると..自由にウロウロしていて道にまよう・・・こんなの温びりした時間って最高ですねえ。新しい発見がいっぱいあるのは素晴らしいです。「オオヤマレンゲ」は八幡の松花堂美術館が有名です。タイサンボクにちょっと似てるような気もします。
Posted by 山口ももり at 2018年05月13日 11:30
◆ももりさんへ
 これが一人の自由っていうものなのでしょうか。なんてフォークソングの歌詞みたいですね。 二人仲良く歩くご夫妻とすれ違うと切なくなりますけれど、無い物ねだりしていても仕方ない、今は拘束の無い自由を存分に使って味わうことにしています。いつまでも足だって身体だって自由とは限りませんもの。
 朴も泰山木も大山蓮華もみんな同じ木蓮の仲間の白い似た花で、マグノリア系のいい香りがします。 大山蓮華の自生地の深山に行ってみたいような、汚してはいけないような気持ちです。
Posted by 山桜 at 2018年05月13日 21:32
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