2018年05月24日

ヤセウツボ

 堤防の斜面に何か怪しげな牧草の混合タネが播かれたなぁ…と訝しんでいたら、案の定、見たことの無い花がニョキニョキ、気が付いたらそこらじゅうに生えて来ていて驚きました。 

<2018-05-11 狭山丘陵>
P5111836ヤセウツボ (393x590).jpg

ハマウツボともヤマウツボとも違うけれど、その仲間であることは間違いなさそうなので、調べてみると地中海沿岸産の外来種で1937年千葉県に上陸が確認され、 牧草に紛れ込んで分布を広げている、葉緑素を持たない寄生植物です。 

P5111835ヤセウツボ (443x590).jpg
【ヤセウツボ/痩靫】ハマウツボ科ハマウツボ属

写真のバックにも写っていますが、シロツメクサ(クローバー)やアカツメクサ等のマメ科植物の他、キク科、セリ科にも寄生。 大きいものでは、40pほどの高さになり、牧草の中で多数生えているのは異様な風景です。 農作物に寄生し始めたら、被害が出るかもしれません。 

P5111837ヤセウツボ (393x590).jpg
一つの花は1cm以上もあります。 丁度夕暮れ時にさしかかる頃で薄暗い中、この何とも言えない肌色に薄紫の色合いの毛深い花は、フードをかぶってサングラスをかけ、不気味に笑っているようでゾクッとしました。



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posted by 山桜 at 22:30| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いろいろ問題あるのですねえ。日本の土地を買い占めている外国人にも対策がとれていないとか・・・いやですねえ。それにしても日本の草花ってなんともはかなく華麗でしかもおくゆかしい!!!
Posted by 山口ももり at 2018年05月28日 09:10
◆ももりさんへ
 人種差別はいけないという一方で、植物生物の外来種駆除、固有種保護、などは声高に叫ばれます。 人間だけは混血も移住も自由自在。

 私も同じ穴のムジナですけれど、人間って本当に勝手ですよね。
 
 可憐で繊細な日本の植物を守りたい気持は大きいのですが、そういう視点ではなく経済面の行動をとる人が居る限り、抗えない天の采配が下るのでしょう。
 
Posted by 山桜 at 2018年05月29日 13:48
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