2019年03月18日
修善寺カンザクラ と 河津ザクラ
自然観察ランキング
<2019-03-18>
早咲きの桜には、カンヒザクラ/寒緋桜 の遺伝子が受け継がれていますが、こちらのシュゼンジカンザクラの交配親は、寒緋桜と山桜の交配種である カンザクラ/寒桜 です。 その所為か、花色は河津桜より少し薄めですね。 この日は既に葉桜になりかけていました。 河津桜より開花は遅いのに、開花期は河津桜より短めのようです。
シュゼンジカンザクラ/修善寺寒桜
カンザクラ(カンヒザクラXヤマザクラ)X オオシマザクラ
少し花色の濃い山桜の花に大島桜の葉っぱのような感じで河津桜より野趣が残っているような。
萼片の下部はすんなりとして鋸歯もない。 苞葉(花の束を包む葉)の鋸歯(切れ込み)は細かくごく浅く0.5oほど。
見えづらいですね、後でクローズアップを載せてみます。
最近あちこちで沢山植えられるようになった河津ザクラは、開花が早く花期が長い(一カ月弱程)ので、春を呼ぶ華やかな花として大人気なのですね。 ふんわり丸い花びらも優雅な雰囲気です。
カワヅザクラ/河津桜
カンヒザクラ X オオシマザクラ(自然交配種)
花びらは丸く大きいので、隙間なく豪華に咲き揃います。
花期が長いので、もう終わりかけた枝もあれば・・・
まだ蕾も残っていました。
似ている修善寺桜と比べると、萼片の下部が角ばり少し鋸歯がある。 苞葉の鋸歯は粗く、深さはやや深く1mmほど。
こちらも後でクローズアップを載せてみます。
こちらは山桜なので満開はまだですが、奈良に4月2日花見に行く予定です。
次は福島市が開花し、そこから桜前線は‘南下’していきます。
我が村は来週には開花するでしょう
こちらでも山桜はもう一息です。 奈良の桜見いいですね〜 本場の吉野の山桜を見に行きたいです。
海が近かったり温泉があったりすると暖かくて開花が早いのでしょうか? 今年は東京が早くて、やはり桜前線が南下する現象になりましたね。