2019年04月01日
新元号は「令和」
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菅さんの口元が何やら嬉しさを堪えきれないように、ふっと微笑みかけたのを見て、こちらまで嬉しくなって参りました。
「新しい元号は、令和」
と耳にした時から、頭の中にずっと、エリック・クラプトンの「愛しのレイラ」が流れ続けています 「れいわ」と声に出してみても、やはり「レイラ」と聞こえます。 クラプトン氏もどこかでこのニュースを聞いてビックリしているかもしれません。
(つい先程まで、一度では変換されなかった令和が、今、変換できるようになりました!)
安倍さんの談話も伺いましたし、その後色々な方の解釈も聞きましたが、誰も「令」の意味を説明してくれないので、「字統」を調べてみました。 曰く、
「礼冠を着け、跪いて神意を聞く人の姿」
これは象形文字の解釈ですが、畏れ多くも天皇陛下のお姿にも重なります。 天の声を私たちに伝えて下さる天皇陛下の下で和やかに力を合わせてゆく時代、でしょうか。 「和をもちて貴し」の日本の心ですね。
「令の意、字形のままで命の字にも用いた」
となれば、「令和」は「命和」の意味にもなるということです。
命令と聞くと、何やら無理やり従わされるような感覚を受ける人もいるようですが、人が人に命令するの意ではなく、「天命」が本来の意ではないかと思います。
「天命」を受け、一人ひとりが己の「使命」を果たすべく努力が出来る平和な世の中であって欲しいものです。
「鈴は神を降し、神を送る時の楽器」
神社で鈴を鳴らす意はここにあります。
「令和」と耳にした時に脳裏に音楽が流れ出たのは、鈴の音で清められ和やかな気持ちになることにも通じているようです。
「神意に従うことから令善の義となり、令名・令聞のように用いる。」
「のち敬称として、令閨・令嗣のように用いる」
現代でもよく使われる言葉として、令夫人・令嬢・令息などがあります。
令月には、何を始めるにも良い縁起の良い月という意味、そして陰暦2月の意味があるそうです。 2月といえば、東宮様のお生まれ月でもあり、お誕生日である新暦の2月23日といえば、正に旧暦の2月の初め頃に当たります。
知れば知る程、なかなかに奥深く味わい深い元号で、「れいわ」というの音の響きからしても「麗しき調和」という新しい御代が開かれる鈴の音が聞こえて来るようです。
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