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日本在来種のチューリップの仲間で、球根(鱗茎)に甘みがあり食用となりますが、今はそんな贅沢が許される程の群生は、東京では滅多に見られません。
アマナ/甘菜 ユリ科アマナ属(APGIIIではまたチューリップ属に?)
横から見た姿は、正にミニ・チューリップのようです。
花の下の2枚の小さな葉は、苞葉で下に細長い葉があります。
花の右上を横切っているのがその細長い葉です。
(園芸種のチューリップでも、よく観察すればこの苞葉が見られるものもあります。)
ジャノヒゲの葉の中から生えていたので、葉の様子が撮れておらず残念。
花被片の外側には赤紫色の条があります。
花の中の構造もチューリップそっくりです。
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アマナの分布域は、東北地方南部以西とありますので、ギリギリ分布外かもしれませんが、草丈15〜20pほどの小さな植物ですので、どこかの草陰にひっそり咲いている可能性はあります。
この時期、実家の父の散歩に付き合いながら、土手の道を歩いているとよく見かけました。 もう十数年以上も前のことですが、それこそ群生していて、20本ほど摘んでは持ち帰り、お吸い物に入れたり、散し寿司に飾ったり。。。
春には可愛らしい出会いがそこここにありましたが、今はどうでしょう?
大分の方では、摘み菜として召し上がれるほど沢山群生していたのですね〜! お吸い物やちらし寿司にされていたなんて、貴重なまたお父様との大切な思い出を教えて下さり、ありがとうございます。
球根ではなく、お花(蕾)と苞葉の部分だけでしょうか? 下の方の葉と球根が残れば、また球根が育ちますので群生は守られますし、今も残っていると嬉しいですね。
仰る様に、球根も食べられるのは知っていましたが、散歩がてらなので土の上に出ている部分だけ(花と苞葉)ささっと摘んで食していました。今思えば、球根も少しだけ試してみればよかったですね。
今日の東京は冷たい雨が降り続いていて、山沿いでは雪の様です。 先日は雹がふったり雷が鳴り響いたりで驚きました。
お椀の中で花びらが開いて・・・なんて贅沢な瞬間でしょう!
試すことは出来そうにありませんが、想像するだけで幸せな気持ちになれます。 素敵な頂き方を教えてくださり、ありがとうございました♪