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お釈迦様のお誕生日「灌仏会」の4月8日、久々のオフ日で残り一錠となった花粉症の薬を頂きに病院へ行った帰り道、「花祭り」「甘茶」の文字に誘われて門を潜ると・・・
ご住職が満面の笑みで手招きされ「甘茶」を振る舞ってくださいました。 甘茶を頂いたのは初めてではないと思うのですが、余りにも美味しく優しい甘み(上品ながら甘味はとても強い)で程よい温かさの甘茶は正に「甘露甘露」で五臓六腑に沁み渡り、身体の中から元気が湧いて参りました。
境内にはアマチャの木も植えられていました。
アマチャ/甘茶 アジサイ科(APG分類)
ヤマアジサイの甘味変種とされる。 ガクアジサイには中毒成分があるが、アマチャにはない。 但し、余り濃い甘茶は避けるべき。 生葉に甘みは無いが、下記のように乾燥・発酵させることにより甘味成分を生ずる。
<甘茶の精製法など:養命酒さんのサイトです>
https://www.yomeishu.co.jp/genkigenki/crudem/140327/index.html
「天上天下唯我独尊」と発声されながらお釈迦様がお生まれの時、
私が余り何度も美味しい美味しいと感激して言ってしまったので、ご住職はペットボトルにも甘茶を入れて持たせてくださいました。 その上、ふと目に留まった睡蓮鉢にプカプカ浮かぶ蓮根の訳をお尋ねすると、
「植え替えで出た蓮根ですので、よろしかったらお分けしましょうか?」
と、夢のような嬉しいお申し出。 仏縁に感謝申し上げ、元気な芽が出始めた蓮根を2本もありがたく頂戴し、大事に持ち帰りました。 今年は、茶碗蓮の種も入手したばかりで、蓮の船が同時に着いたようです。 上手く咲かせられたら嬉しいことです。
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甘茶を使うのは江戸時代の中ごろから始まった日本独自のやり方のようですね。
日本でも最初は五色水というのを使っていたらしく、甘茶はその後のようですね
主人とご先祖様の為に建てた五輪塔の中には「五色のお米」のお供物も収めましたが、「五色水」「五香水」とは一体どんなものなのでしょうね。
龍=虹 とすれば、虹色に輝く水なのでしょうか? 水に飴や香油などを混ぜると、虹色の模様は出るように思いますが・・・