2019年04月08日
野草の天ぷら
自然観察ランキング
もう一か月も前の事になってしまいましたが、「春の若菜を食す」という研修のサブ講師を拝命し、先ずは自分でも食してみることにしました。
<2019-04-08>
(上列左から:三つ葉、雪の下、次列左から:タンポポ、クコ、二輪草、タラノメ、カキドオシ、下:蕗の葉)
三つ葉、タラノメ、蕗の葉は言うまでもなく美味しく、雪の下は風味は強くないもののモチっとした食感が面白く、タンポポは春菊に似たほろ苦さと風味で、食べないのは勿体無い程美味しかったです。 カキドオシは、甘い香りがハーブティーには良いのですが、天ぷらではちょっと薬臭い感じがして私は好みではありませんでした。 ニリンソウやクコは、天ぷらにしてしまうと何だか分からなくなって勿体無いので、お浸しや汁の実に向きですね。
【追記】
こちらは、本番で美味しさを教えて頂いた、「山菜」としては扱われない、正に「野草」たちですが、何処にでも生えていて気軽に摘めるのに、山菜に負けない美味しさでした。
<2019-04-21>
ハルジオン/春紫苑、タンポポの花、カラスノエンドウ
特にハルジオンは、暫くは蕾を見るとその美味しさを思い出してしまう程の美味(蕗の薹を優しい甘み、さっくりもっちりの食感にしたような)で、研修会でも一番人気でした。 ワンちゃんの散歩道やアブラムシの付いているものは避けて、綺麗なものを摘んで是非、試してみてください。
良く洗った後、ペーパータオル等できちんと水気を切り、粉を振ってから、天ぷらのとき粉を付けてください。
カラスノエンドウは豆鞘のついたものも美味しいのではないかと、ひそかに狙っております。
栄養や薬味もありそうで素晴らしい。
雑草として嫌われがちなハルジオンの蕾がこんなに美味しいとは、本当にうれしい驚きでした。
是非ぜひ、一度お試しください。
カラスノエンドウはシャリシャリした食感も心地よいですし、タンポポの葉っぱや花も、春菊にも似た風味が素敵ですよ。