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先日、明石神社鳥居近くでみた竹藪のオレンジ色のさび病の一種?といっていたものの名前は、
メダケアカゴロモ病菌/女竹赤衣病菌 でした。

胞子が水を含むと、このようにブヨブヨにふくれて盛上り、粘土代わりにも使えるのだとか・・・。 知っていたら試したかな? 今回は先を急いでいたので遠慮したかもしれません。

メダケ/女竹 「竹」の名が付くが、稈が伸びきっても葉鞘が落ちない「ササ」の仲間。 関東地方に多いアズマネザサに似るが、ずっと葉が細長くしな垂れ下がるのが特徴。
メダケは、マダケや孟宗竹よりずっと細くしなやかで、嘗ては釣竿を始め身近で色々な道具に使われ、役立っていた植物ですが、今や顧みられることも少なく気の毒な状態です。 見た目は気持ちの良いものではありませんが、この菌にとりつかれたとしても枯れてしまうことは無いそうです。
さて、このメダケ、別名が「なよたけ」と聞き、「なよたけのかぐや姫」を思い浮かべました。 こんな細い竹の中から生まれたのであれば、本当に「親指姫」クラスの小さな小さなお姫様だったことになります。 金色に輝くマダケか孟宗竹のような太めの竹から生まれた挿し絵ばかり見て来ましたが、スクナヒコナの神や一寸法師の大きさを考えると、また、こんな風に金色ならぬ赤衣を纏っていたメダケから生まれた、も、ありなのではと思いました。
勿論、「なよたけ」=メダケ とは限らず、枕詞の様な使われ方、若しくは単に「しなやかで優しい風情の竹」から生まれたということかもしれません。 でも、こんなに細い竹の中から生まれたと思う方が、それを見つけたお爺さんの驚きや、大切に育て上げたお気持ちが偲ばれるようで、嬉しくなってしまいました。
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なんだかさびしくなったので
またこちらに戻ってきたよ。
気を取り直してコメントするる(*´ω`*)
病気の症状?っていうのかな
ここまでの状態を始めてみたよ。
でも枯れないんだね、竹って凄い繁殖力あるものね。
元気なはずだわ。
いつも思うんだけどね、タケノコって食べやすいじゃない?
ある程度沢山食べられるけど
成長したらあんなに固くなるのに
人体のなかでどうなってるの?って
。。。。(*´ω`*)
掲示板での色々なやり取り、懐かしいやらありがたいやら、読み進むと鎌倉とんぼさんのお声で再生されるから、泣けて来ちゃうよね・・・
どんなに寂しくても悲しくても、もう生きてなんか居たくないと思っても、亡くなった人の残してくれた心を胸に寿命を全うして生きなくてはね・・・あんまり続くから、もうこちらの心身がもたないよ・・・って思うけど、気を取り直して私もガンバルルよ。
竹の子って美味しいから食べてるけど、栄養ってどうなんだろ、ボーっと生きてて考えたことなかったよ。 殆ど繊維で素通りしちゃうのかなって。
パンダは、固くなったササ?タケ?食べてるよね・・・あれだけでも生きていけるなら、結構栄養もあるのかな? 調べてみようっと! こういう好奇心がある内は、何とか生きていけると思うよ(笑)
やゆよんの疑問への答は、繊維部分は殆ど消化されずに体の中を素通りしてしまうってことだけど、栄養的には旨味成分でもあるアミノ酸が豊富で、元気回復に効果があるんだって! 五月病とかで元気がなくなる頃に、丁度竹の子が出て来るって自然って良く出来てるよね。
五月病かも・・・なんて言ってたケロが、
「竹の子食べたい!」
って盛んに言ってたのも道理だったんだなぁ もっと沢山買って煮ておいて上げればよかったよ。
あと、カリウムも豊富だから体内のナトリウムを排出して、浮腫みをとってくれるって。 但し、アクが強いから一度に食べすぎるのも良くないとも。
パンダと竹の話は、調べる内に切ないことに・・・生き延びる度に仕方なく、食環境の悪い中で竹笹類を食べ続けて来たけれど、決して消化機能に合っている訳ではない。 かと言って、既に肉類を美味しいと感じる遺伝子も失っているので、肉を食べるって訳にもいかないと。 こんなこと、黒柳さんなら、詳しいんだろうねぇ