2019年08月23日

ヒグラシとクサヒバリ



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 流石の猛暑も疲れて来たのか、8月も下旬に入ると急に涼しい風が吹き始め、今日「処暑」の朝は、ひんやりとした空気で目が覚めました。

 アブラゼミやミンミンゼミは、何処へ行ってしまったのでしょう。 草むらからは秋の虫の音が聞こえ始めました。 未だ鳴いている蝉は、涼しい朝夕が好きなヒグラシだけ。

 カナカナカナカナ・・・と森の中に消えていくヒグラシと、フィリリリリリリ・・・と草むらから儚げに立ちのぼるクサヒバリ*の音色は、どこか似ていて、夏の終わりと秋の気配を知らせてくれるように物悲しく優しく、じんわりと心に沁みます。

 蝉蟋蟀 声交わしつつ 季(とき)招く (山桜)

 *クサヒバリは、スズムシに似ていて、より小さく薄い茶色の大きく分ければコオロギの仲間です。


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posted by 山桜 at 23:59| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わたしも蝉の声はそういう思いで聞いていたのですが、特にヒグラシはそうでした。

ところが専門家によればヒグラシは初夏に鳴き始めるセミらしく、秋のように感じるのは単なる人間の思いのようです。
Posted by 玉井人ひろた at 2019年08月25日 08:06
◆玉井人ひろたさんへ
 ヒグラシは他の蝉より一足早く、未だ気温の低い内から鳴き始め、真夏の間は気温の低い朝夕になると鳴き、晩夏〜初秋にまた気温が下がってくると元気になって来る感じです。

 ヒグラシ(蜩、日暮)が秋の季語になったのは、仰る通り、音のトーンが物寂しく、涼しい時に鳴き出すので、秋のイメージが強いのでしょう。

 本当の晩夏の蝉は、ツクツクボウシですけど、どうにも喧しくて風情には欠けますものね。
Posted by 山桜 at 2019年08月25日 22:20
お元気そうで何よりです。すっかりご無沙汰。山の冷気が漂ってくるような山野草の記事・・・いいなあ!!!
Posted by 山口ももり at 2019年08月26日 08:53
◆ももりさんへ
 元気はいっぱいなのですが、酷使して体重に耐えかねたのか膝を傷めてしまい、テーピングしての山歩きで、トホホな状態でリハビリと減量に努めております。

 それでも山は止められない・・・家にいて膝をかばっていても、山に行けば歩けるから不思議です(^^; 沢も跳んで渡れました♪
Posted by 山桜 at 2019年08月26日 11:11
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