東北へ旅すると、広々とした平野で伸び伸びと枝を広げて咲く、赤味を帯びた花葉の一本桜を見かけます。それが大体オオヤマザクラです。
樹の皮目が美しいので、秋田の伝統工芸「樺細工」に用いられます。主人が秋田出身なので、家には樺細工が多数。使い込むほどにツヤが増して美しく愛着の湧く品です。
オオヤマザクラ(大山桜)バラ科サクラ属
未だ若木で、樹形は顕著なホウキ型
花色は、ソメイヨシノより赤味が強い。花びらは丸い。この個体は雄蕊の花弁化が見られる。
萼筒はツリガネ、萼片は三角、全縁、先が内に抱き込む。無毛。
花序の下の鱗片は丸く粘りがある。
葉が展開したら、葉の観察も追記しますね。
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2021年04月01日
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