2021年05月15日

スイカズラの花色の変化

 虫を誘う甘い香りに人間も足を止めると、目にも可愛らしい白と黄色の花が無数に、茂った蔓を覆うように咲いています。

スイカズラ(忍冬、別名:金銀花)スイカズラ科スイカズラ属 2021.05.14
スイカズラP5141630.JPG
 白い花は老化してくると黄ばんでくるもので、ホオノキしかり、クチナシしかり。 それが汚らしくならず、綺麗に調和して咲いている様子を、金銀花というまたの名で呼ぶ好もしさ。

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 咲き始めは、花弁も雄しべも雌しべも純白

スイカズラP5141639.JPG
 日にちが経つと段々と全体的に黄色みが増して

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 雄しべが勢いを失う頃には、かなり濃い黄色になっているのですが、これは寧ろ退色してますね。

スイカズラP5141644.JPG
 白からほんのりクリーム色に変わる頃も素敵。

スイカズラP5141629.JPG
 横から見ると、香りと共に花の形も、思わず留まって潜り込みたくなるような「虫さんWelcome!」になっていました。


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posted by 山桜 at 15:35| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
洋ランの「エピデンドラム」と言うものの花はそれの逆で、最初は黄色でだんだん白くなります。
植物は、いろいろな特徴があり面白いですが、育て方も千差万別で難しく失敗を経験し続けています
Posted by 玉井人ひろた at 2021年06月07日 17:41
◆玉井人ひろたさんへ

 洋蘭も育てていらっしゃるのですね。母が育てていて憧れますが、とても手が回らないので、冬に部屋に取り込まねばならない鉢物は諦めました。

 それでも育てるのは大好きなので、今は野草をタネから育てるのを楽しんでいます。スミレの種類も増えました。

 去年は、難しい在来種のムラサキを発芽させ、立派に育って安心していたら、嘗ては武蔵野で自生していたというのに霜に弱いとは知らず、全滅させてしまいました。失敗から学びますね(><)
Posted by 山桜 at 2021年06月08日 18:06
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