2021年06月21日

第三腓腹筋という破格筋

 ちょっと更新の間が空きました。 18,19日と父と主人の月命日が続き、20日の「父の日」と相まって何となく湿っぽくなり、膝の具合も芳しくなく静かに過ごしておりました。

 それが今日、接骨院でリハビリを受けていた時、
 「おっ、第三腓腹筋がありますね!」
と先生に言われ、初めて聞く単語に何のことやら?でしたが、
 「これがある人は殆ど居ないんですよ〜」
と伺い、何だか嬉しくなり、俄然興味が湧いて来ました。

 早速、調べてみると・・・

 「下腿三頭筋」というのは、ふくらはぎの筋肉で「腓腹筋」「ヒラメ筋」の2つの筋肉から構成されていて、姿勢を保持したり、歩行や階段、スポーツのパフォーマンスに役立つ。また、ふくらはぎは「第2の心臓」と言われ、足の血行促進の役割を下腿三頭筋が担っている。

 「第三腓腹筋」とは内側外側の2つの腓腹筋のどちらかに沿って存在する破格筋の一つ。「破格筋」とは殆どの人では退化して見られなくなっている種類の筋肉。ということのようです。

 まぁ退化するくらいですから、現代の生活では使われていない筋肉なのでしょう。人種で出現率に差があって、調査された範囲では、アイヌ人(40%)>日本人(約4.57%)>黒人(約3.45%)>白人(2.93%)と言う順序で、何だか古来の遺伝子を受け継いでいるようで、これも嬉しい気持です。

 研究も殆どされていないようで、どんな役割をしているのかも良く分からず、普通は無くても困らない筋肉かもしれませんが、今の私のように膝に故障があると、何かしらその部分を補ってサポートしてはくれないかと期待してしまいます。

<参照文献>
 第三腓腹筋の3例 杏林大学医学部第一解剖学教室


人気ブログランキング 
posted by 山桜 at 11:57| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
よく歩く人にはあるとか?
何かの助け?になっているとよいですね。
Posted by きえ at 2021年06月21日 14:04
アイヌ人と日本人は同じ黄色人種にも感じますが、つまりは「蒙古斑」のようにモンゴロイドには出やすいということでしょうか
Posted by 玉井人ひろた at 2021年06月21日 14:14
◆きえさんへ

 後天的に発達するのでは無くて、持って生まれた個性のようです。良く役割が分からないのですが、少しでも役立ってくれたら嬉しいです。
Posted by 山桜 at 2021年06月21日 21:16
◆玉井人ひろたさんへ

 アイヌ民族の遺伝子は、北海道縄文人の血が濃いのですが、コーカサス人との交わりもあり、単純では無いようです。

 瓜亀仙人さんのところで縄文の血が疼く・・・などと話をしていたらこんな事が分かり、やはり私の中には縄文人の血が濃いのだと合点した次第です。
Posted by 山桜 at 2021年06月21日 21:32
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]