それが今日、接骨院でリハビリを受けていた時、
「おっ、第三腓腹筋がありますね!」
と先生に言われ、初めて聞く単語に何のことやら?でしたが、
「これがある人は殆ど居ないんですよ〜」
と伺い、何だか嬉しくなり、俄然興味が湧いて来ました。
早速、調べてみると・・・
「下腿三頭筋」というのは、ふくらはぎの筋肉で「腓腹筋」「ヒラメ筋」の2つの筋肉から構成されていて、姿勢を保持したり、歩行や階段、スポーツのパフォーマンスに役立つ。また、ふくらはぎは「第2の心臓」と言われ、足の血行促進の役割を下腿三頭筋が担っている。
「第三腓腹筋」とは内側外側の2つの腓腹筋のどちらかに沿って存在する破格筋の一つ。「破格筋」とは殆どの人では退化して見られなくなっている種類の筋肉。ということのようです。
まぁ退化するくらいですから、現代の生活では使われていない筋肉なのでしょう。人種で出現率に差があって、調査された範囲では、アイヌ人(40%)>日本人(約4.57%)>黒人(約3.45%)>白人(2.93%)と言う順序で、何だか古来の遺伝子を受け継いでいるようで、これも嬉しい気持です。
研究も殆どされていないようで、どんな役割をしているのかも良く分からず、普通は無くても困らない筋肉かもしれませんが、今の私のように膝に故障があると、何かしらその部分を補ってサポートしてはくれないかと期待してしまいます。
<参照文献>
第三腓腹筋の3例 杏林大学医学部第一解剖学教室

人気ブログランキング
何かの助け?になっているとよいですね。
後天的に発達するのでは無くて、持って生まれた個性のようです。良く役割が分からないのですが、少しでも役立ってくれたら嬉しいです。
アイヌ民族の遺伝子は、北海道縄文人の血が濃いのですが、コーカサス人との交わりもあり、単純では無いようです。
瓜亀仙人さんのところで縄文の血が疼く・・・などと話をしていたらこんな事が分かり、やはり私の中には縄文人の血が濃いのだと合点した次第です。