2021年07月20日

妖精の集い テングタケ

 童話の世界のカワイイきのこの代表は、ベニテングタケ。残念ながら、狭山丘陵では未だ見たことがありませんが、色が地味な茶色なだけで、殆ど姿は同じ「テングタケ」は沢山見ることが出来ます。

 幼菌たちの可愛らしさは、まるで妖精の集い、それとも妖精の腰掛けでしょうか。

テングタケ(天狗茸)テングタケ科 2021.07.13
テングタケP7132766.JPG
 集まって何を話しているのかな?

テングタケP7132763.JPG
 イボの散り方も良く見ると、個性があるようです。

テングタケP7132765.JPG
 基部は膨らんでいますが、タマゴタケのような殻には入っていません。一番小さい幼菌はポップコーンみたいですね。

テングタケP7132764.JPG
 もっと成長すれば、柄の途中にヒダがあるのですが、まだ見えていませんでした。

<追記 2021.07.21>
 スマホで撮ってあった成長してヒダの見える写真を掲載します。傘の中央は窪み周縁に細い溝線が見えるようになります。
テングタケDSC_0764 (002).JPG

 姿は可愛いですが、口にすれば錯乱・幻覚・視聴覚障害・昏睡・嘔吐などの中毒症状の出るきのこです。先日の猛毒カエンタケのように触るだけで被れたり、少量で死に至らしめることはないそうですが、見るだけに留めましょう。


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posted by 山桜 at 10:15| Comment(0) | きのこ・菌類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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