2021年07月22日

星3つ 紫ヤマドリタケ?

 毎年見かけては、図鑑と睨めっこしているきのこ。何故かと言えば、あのフランスのセップ(ヤマドリタケ)の仲間のヤマドリタケモドキよりも希少価値で格段上に風味が良く☆☆☆と記載されているムラサキヤマドリタケに思えてならないからです。

ムラサキヤマドリタケ? イグチ科 2021.07.14
ムラサキヤマドリタケP7142805.JPG
(傘がまだ紫色を留めた固体の写真が後日撮れていたのを見つけたので、追加しました。)

2021.07.09
ムラサキヤマドリタケP7092592.JPG

ムラサキヤマドリタケP7092606.JPG
梅雨時で傘は濡れてしまいぬめりが出て、綺麗な紫色を留めていませんが、

ムラサキヤマドリタケP7092593.JPG
傘の裏はヒダでは無く、イグチ科の特徴の海綿のような管孔になっています。最初は白く、段々と淡黄色から黄褐色に変化します。

ムラサキヤマドリタケP7092605.JPG
柄は暗紫色に白の網目模様が見えます。

ムラサキヤマドリタケP7092604.JPG
傘の色に変異があり、紫と黄色の斑もあるという記載にもぴったり。

ムラサキヤマドリタケP7092607.JPG
 何故かスパッと縦に切られたものが・・・動物、人、それとも自然に? 管孔の様子が良く分かってラッキーでした。

 そんな希少で美味しいきのこが、こんな身近に生えていて、誰にも知られず朽ち果てて言っているなんて・・・と思いつつ、採って食べる勇気はないのです。

 せめて、いつか綺麗な紫色の傘が開いたところを見てみたいと願っています。


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posted by 山桜 at 13:16| Comment(0) | きのこ・菌類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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