2021年08月26日
「無い物を嘆くな、ある物を活かせ」
「無い物を嘆くな、ある物を活かせ」
これは、経営の神様、松下幸之助の言葉です。
パラリンピックの父、ルードウィッヒ・グッドマン医師の提言、
「失ったものを数えるな、残された機能を最大限に生かそう」
”It's ability, not disability, that counts."
に通じるものがあります。こちらは、パラリンピック精神ともなっています。
松下氏の言葉は、障害のある方のことを年頭に置いてのことではないでしょう。同様に、グッドマン医師は経営を年頭に置いてはいないでしょう。それなのに経営と身体機能の回復を目指すスポーツの指針が奇しくも殆ど同じ言葉であることに深い感銘を覚えます。
言い換えれば、どんな立場、条件にあっても、この言葉は生きているのだ、ということだと思います。私の好きな言葉、
「出来ない理由を数えるな。出来る方法を考えよ。」
これも同じ類いの言葉ですね。
私は4年6ヶ月前に大切な伴侶を亡くしました。突然、半身を捥ぎ取られたような苦しみ痛み嘆きに心身のバランスを失い、自己免疫疾患で膝関節をやられ満足に歩くことが出来なくなり、第2の人生と定めた森林インストラクターの道も頓挫してしまいました。この先どうして生きていけばよいのかと迷う暗いトンネルの先に、この言葉が光と共に降って来てくれました。
独り黙っていることを止め、手探りしつつブログを再開し、心を世間に向け発信する気持を起こしたお蔭と思います。
「天は自ら助くる者を助く」
テキパキ歩けなくとも、出来る事は幾らもありますね!
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後の総理大臣=野田佳彦
後の外務大臣=玄葉光一郎
後の民主党代表=前原誠司
現在の立憲民主執行部=原口一博
など、松下幸之助の塾の出身者が続出し、その政治家たちの災害対応の不味さからマスメディアからは塾を揶揄される報道がなされました。
しかし、わたしはその教えは間違ってはいなかった思います。松下塾を経たから政治家になり、あの難局に「できることをやる」という精神で対応できたと思います
私はこの4名は嫌いではありません。松下塾の精神を心に持っていると思います。時に野田さんには、このブログでもエールを送った記憶があります。
責任を持って政権交代を担える野党に早くなって欲しいと思います。粗探しばかりして国の政を停滞させて居る人は、人相が悪くなるばかり・・・自分でも、一体何をやっているんだ、という忸怩たる思いがあるのではないでしょうか。せめて、そう思いたいです。