落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせ、心を静めて深呼吸する内に段々と銀色は消えていきました。とても長く感じましたが、恐らく3分も経っていなかったと思います。
不安になって眼科で診察を受けると「閃輝暗点」という診断でした。目の機能の異常では無く、強いストレスなどを受けた際に、脳の血管の一時的な異常収縮によって生じるのだそうです。今回は初めてで時間も短かったので、経過観察ということになりました。
帰宅してネット検索して調べると、片頭痛を持っている人に割りに良く出る症状で両目に視界異常が起きることが多いとのこと。しかし、私の場合、頭痛もなく左目だけに生じていました。却ってこのようなケースの方が他の病気が潜んでいる可能性ありとのことで気になりつつ、パソコンやスマホを見る時間を減らし過ごしていました。
その2週間後、今度は緑色の升型の上2辺が欠けたような形が一つ見え、段々とそれが弧を描いて増えて行き、長いジグザグの稲妻のような形になっていきました。これは、以前の銀色の霞のような欠け方とは違い、ネット検索でみた図形とよく似ていました。このときは、約30分続きました。
症状が出た前に特に強いストレスを感じるようなことは無かったと思いますが、膠原病との診断の出ている膝の不調で何事も思うように出来ず、ストレスは溜まっていたと思います。また膠原病自体も強いストレスが引き金になることがあるとのこと、こちらは家人を亡くした壮絶な喪失感からではないかと思います。家人の母も殆ど同年代の頃に夫である義父を亡くし、膠原病を発症しています。
膠原病で服用したり点滴を受けたりしている薬の影響は無いかと主治医に相談したところ、念の為、脳MRIを撮って頂けることになりました。思いがけないことが次々と起きる物ですが、一つ一つ対処していくより他ありませんね。
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ラベル:閃輝暗点
それは、大変な思いでお過ごしのようですね。人生、色々あるとはわかっていても人それぞれの苦労は千差万別。
でも、山桜さんには「自然」がいつでも待っていてくれる、という大特技をお持ちです。ストレスもなにもかも、自然の中ではかすかにではあっても減少していくように思われます。
どうぞお大事におすごしくださいませ。
優しいお心を寄せて頂き、ありがとうございます。
膝とコロナ禍もあって、ずっと市内の丘陵歩きばかりでしたが、やっと少しずつ脚を伸ばして歩いてみたい気持が湧いてきました。心のストレスが原因だとしたら、積極的にそれらを吹き飛ばす行動を起こそうと思っています。
何でもやり過ぎる性質なので、心身のバランスを取りながら少しずつやってみます。
奥様を亡くされたばかりでしたか・・・未だ暗い長いトンネルの中にいるような、とても現実とは思えないような深い喪失感の中を漂っているようなお気持ちでしょうか。私も、とても一人では生きられないと遮断機の音に引き込まれそうになったこともありました。
私も未だに膠原病を患っているような状態で、そこから完全に抜け出られたとまでは行きませんが、主人が旅立って4年半が経ち、ようやく写真の笑顔を見て泣かずに笑えるようになりました。
「亡き人を忘れるのでは無く、不在に慣れていくしかない」そんな言葉にも救われました。段々と心の中で共に生きている実感が持てるようになり、一人では無いと思えるようにもなりました。
長い長い日々のようで、あっという間のようでもありました。ブログに気持を書き綴ることで、自分の心の中の整理にもなったようです。
人生に幾度も無い、心に受けた強い衝撃を言葉や作品等に昇華していくのも一つの道だと思います。
長々とすみません。人それぞれで、全ての人に当てはまる訳ではないかもしれません。ただ、世界中に経験者がいて、何とか乗り越えて生きています。いつかそのトンネルの出口が必ず来ます。
山桜さんは、思いが深いお方だからいっそうお辛い時を過ごされたこととご推察致します。
息子二人が付きっきりの看病の中、いってしまいました。私は、間に合わず、息子が繋いでくれた携帯電話越しに感謝の言葉を叫ぶしか出来なかったのです。
44歳になる下の息子と何とか頑張っております。彼のために長生きをする約束をしましたので頑張らねばと思っております。
まとまりなく記しております事お許し下さい。
ご事情も解らず勝手なコメントばかり書いてしまいました。
ごめんなさい。私は、19歳で知り合い20歳で結婚し長いばかりの時を過ごしてきました。もうお爺さんでもおかしくない歳です。
彼女は4つ姉さんです。
山桜さんは、ご主人との長い病との闘いやご主人への思いを拝見すると恥ずかしい思いです。
失礼しました。
心の内に押し寄せる思いを文章にして吐き出すことは、私にとってはとても大きな立ち直りのきっかけになりました。
未だ未だきちんと整理などできなくて当然です。ただ思うままに書いてしまっても、それを振り返って読むことで落ち着きを取り戻せることもあります。
自分のサイトに書けないことも、家族には言えないことも、若しこちらになら書いてしまえるのなら、どうぞお気持ちをお聞かせ下さい。本当に身近で大切な人には言えないことってありますよね。口に出してしまう前に書いてみることも一つの手だと思います。
いつも溌剌と新しいことに挑戦されている日記などを拝見し、私はてっきりずっと私よりお若い方だと思い込んでおりました。
何もお気になさらないで下さい。奥様への思いを書いて下さって、私は嬉しいのです。若し、私が先に旅立ったら、主人はどんな風に思っただろうという想像の一つの答えのように思えて嬉しいのです。主人からの手紙を受け取ったようにさえ思います。ありがとうございます。
人の哀しみはそれぞれで、一緒に過ごした年数の長い短いで比べることも、誰かと境遇を比べることも出来ないものと思います。
そんなことを言いながら、丁度その頃、雪崩に巻き込まれ突然家族を失った方々と比べたら、自分は看病も出来、寄り添って話す時間もあった等と自らを慰めたこともありました。哀しみの大小を比べることは出来ませんが、直面した大きな哀しみを乗り越える時、そのように違う面から自分を見る視点が役立つことはありますね。
何だか偉そうなことを書いてしまい恥ずかしいです。どうぞまた気楽に遊びに入れして下さい。なにせここは「天地(あめつち)に遊ぶ」ですから(^^)
いきましょう。
私は、比較になりませんが、最近目の疲れを覚え、
「本が読めなくなったら、どうしよう?
何のために今まで買い集めてきたのだ!」
と愕然としました。
スマホは持っていませんし、ネットを細かい字で
見ることもないですが、職場では四六時中パソコン
に向かい合っているので、もっと自分を労ろうと
感じました。
ストレスは無くせと言われて無くすことは出来ま
せん。いかにプラス方向に気持ちを変えて付き合う
しかないなあ、と私は自分に言い聞かせています。
大自然、素敵ですね。
お大事に。
温かい励ましのお言葉ありがとうございます。視界が欠けた時には、本当に見えなくなってしまったら、好きなことの殆どが出来なくなってしまうという恐怖に襲われ、動転愕然としました。
先日、念の為、脳MRIを撮って頂いたので、結果待ちです。
自分では前向きに意欲的に生きていた積りでしたが、意識の深いところでじくじくと蝕まれていたのかもしれません。心というのは侮れませんね。