さぁ、遂に作庭家・林好治先生が丹精込めて作られたお庭で、地下60mから汲み上げたお水で淹れたコーヒーを頂ける庭園カフェ「美し郷」に到着です。
美し郷カフェ側の入口メニュー看板の後ろに常緑ヤマボウシの実がありました。
こちらが「正門」でしょうか。
「美し郷」の手彫りの扁額
小道一つ見ても様々な意匠が凝らされ工夫がされていて、立ち止まっては惚れ惚れするばかり。
この奥の椅子が置いてあるテラスが下見の時に造成中だった、一番高い特等席です。
自然の素材、古い道具、自然の成りをいかした木材、残念ながら取り潰された古い日本庭園等から運び入れた数々の逸材たちが、林先生の手に掛かり新しい命を貰って息づいています。
これは茶壺とされたルソン壺の類い?でも口が大きいので甕ですね。 ホコリタケのお化けのようなオニフスベも生えていました!
美しい苔と飛び石
この下に水琴窟となっている大きな甕が埋められています。耳を澄ませば澄んだ高い音が響くのが聞こえるのですが、今日は大勢のざわめきがあるので、聞き取るのはなかなか難しかったようです。
さて、この3人は舟を押しているのか中を覗いているのか・・・まるで井戸覗きの蓋置の如き謎の異国風石彫
ピザを焼く竈の前で寛ぐ皆さん・・・少しの間も惜しんで見学に出ているようです。
林先生と奥様はピザを焼いて下さるのに大忙し。
美味しそうなピザが焼き上がりました!
色とりどりの野菜のピクルス、2種類のピザ、そして私はエルダーフラワー(西洋ニワトコの花)のジュースをお願いしました。花の香り、蜂蜜の風味が口の中一杯に広がり、正に「ジュースのお花畑〜!」でした。
つーさんは、竈の仕組みに興味津々。パウロの森にも作りたいのかも?
お腹いっぱいの後の暫しの静寂・・・
一番高い特等席から見たお庭とその後ろの山の借景
林先生のお話に夢中で聞き入る皆さん
様々な紅葉 そして、ほっぺたが落ちそうな程おいしいコルテッツア・チーズケーキご馳走様でした
高尾駅までバスで戻り、ちょっとだけ「たまの里」へ寄り道。ずっとお世話になっていたマネージャーさんにお目に掛かりたくて寄ったのですが、退職されたと伺い、ショックで暫し絶句してしまいました。一つの時代がおわってしまったような、なんとも寂しい事でしたが、久し振りに美味しいお酒をほんのちょっぴり分けて頂き、それはとっても幸せでした〜
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そして「景虎」・・・・
この前、新潟・春日山城から戻ってきた私にとっては、刺激的です!
さすが、元酒徒善人さん、そこに目が留まりましたか!
「越乃景虎」は新潟は長岡のお酒、そして私がちょっぴり分けて頂いたのは、コシヒカリで有名な魚沼の「緑川」!
「日本人に生まれて良かった〜!」
と思わず口にしてしまったほど美味しかったです♪ 余り置いているお店がないので貴重です。
酒名が隠れてしまっているのは、「亀齢 八拾」広島のお酒、「加賀鳶」は言わずと知れた金沢のお酒です。