2021年11月17日

金色の野に降り立つべし・・・

 いつも見慣れた景色でも、少し違う時間に歩くと思いがけない姿を見せてくれることがあります。バッタなどの棲家を守る為、ススキを刈らずに残してくれているエリアがあって、その中に埋もれて歩くのが好きで・・・

2021.11.10
ススキPB104461.JPG

 特に風がある日、ススキが揺れる表情は一時として同じ事が無く、

ススキPB104460.JPG

 何枚写真と撮ったことか・・・

ススキPB104457.JPG

 あるとき、遠くから眺めてススキ野原が白金色に光っていて、痛む膝も忘れて夢中で近寄っていくと・・・

ススキPB104621.JPG

 光に包まれて時間も音もなくなりました。 

ススキPB104622.JPG

 「その者青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」
 すみません、アニオタなものでナウシカのあのシーンも想像してしまいました。
 神様が降りてきたような神々しい瞬間。その場にいられて幸せでした。

<追記 2021.11.27>
 ススキの花を撮っていたのを思い出し、折角なのでこちらに掲載します。雄性先熟で未だぶら下がった雄しべの葯しか見えていない状態です。
ススキP9303772.JPG

ススキP9303786.JPG


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ラベル:狭山丘陵 ススキ
posted by 山桜 at 12:08| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
山桜さん

素敵や場所があるのですね!

私も、こんな所で風邪にたなびくススキを見てみたいです。

所で膝が痛みますか?

実は、うちのパートナーも変形性膝関節周囲炎
でしたので大変だろうなと思います。

お大事にしてください。
Posted by じゅんぺい at 2021年11月20日 16:11
◆じゅんぺいさんへ

茅葺き屋根が減ってススキ野原も減りましたものね。一方放置されたお墓では生い茂っていて物寂しく、入り込まれるのも困り者です。

私も最初の整形外科では、そのような診断でしたが、今は膠原病の一種とされ、免疫抑制剤等の治療を受けています。家人を亡くした深い喪失感が引き金かと。じゅんぺいさんも気をつけてくださいね。
Posted by 山桜 at 2021年11月21日 08:43
私にとっては厄介者の雑草ですが、こうやって写真で見ると奇麗ですね
Posted by 玉井人ひろた at 2021年11月22日 16:57
◆玉井人ひろたさんへ
 娘ケロの所へ遊びに行っていて、お返事遅れ失礼しました。

 ススキは根が強くて入り込まれたら厄介極まりないですよね。小さい内に引っこ抜かねば!
Posted by 山桜 at 2021年11月25日 10:35
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