2021年12月29日

スズサイコ(鈴柴胡)の袋果 その後

 中の種子がどうなっているのか気になっていたスズサイコ、毎日のように見続けて、やっと割れて中が見える状態をみつけました。

スズサイコ(鈴柴胡)袋果 キョウチクトウ科カモメヅル属
2021.12.03
スズサイコPC034752.JPG
残念ながら、既にこの状態でしたので、元は上までびっしり詰まっていたのか、それとも下に下がっただけなのかは分かりません。

スズサイコPC034751.JPG
びっしり詰まっていたとしたら、どこにどう繋がっていたのか知りたかったのですが・・・

スズサイコPC034771.JPG
未だ閉じたままの袋果もありましたが、無理矢理開けるのも気が引けて出来ませんでした。というか結構な斜面なので、膝がダメな私では立っているのも必死な状態で、写真を撮るのがやっとでした。

スズサイコPC244846.JPG
ひとつ取り出してみると、忽ちふわっと種髪が広がって

スズサイコPC244847.JPG
スズサイコPC244852.JPG
種子の形はへら型で、キジョランの種子に良く似ていました。
種髪の長さ3p、種子4o、袋果の縦7p。

2021.10.19 未だ青かった頃の袋果
スズサイコPA194066.JPG


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posted by 山桜 at 17:36| Comment(5) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
山桜さん

スズサイコの袋果と種とふわりとした
傘状の部分。
種を残すのに不可欠なものなのでしょうね。
昨日は、水辺にたまにいる鳥を見ました。
分ればアチラにアップします。
Posted by じゅんぺい at 2021年12月30日 13:53
◆じゅんぺいさんへ
 今年はこちらへ遊びにいらして下さるご縁を頂き、ありがとうございました。
 暫くパソコン開けず、スマホから失礼します。復帰できたらあちらへも伺いますね。どんな鳥さんか楽しみです。

 
Posted by 山桜 at 2021年12月31日 19:41
この植物の名前をご存じ、というのも素晴らしいけど、この鈴彩子という植物の子孫を残す知恵もまた立派ですねぇ。いろいろな可能性を駆使している。動けないからこそ 余計発達するのでしょうか。
Posted by へこきあねさ at 2022年01月01日 14:32
スズサイコですね。失礼しました。
Posted by へこきあねさ at 2022年01月01日 14:34
◆へこきあねささんへ
 年末年始、パソコンを開けずに過ごしており、お返事遅れて申し訳ありません。

 スズサイコは、草むらの中でひっそり咲く目立たない植物。このタネが一番派手で晴れ舞台なのかもしれません。

 へこきあねささんも、昨年、新しいご縁を頂き、ありがとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by 山桜 at 2022年01月04日 20:54
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