2022年01月04日

ガガイモ 袋果ひらく!


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 着蕾、開花、結実と、ほぼ毎日ずっと見守ってきたガガイモの袋果が新年を寿ぐように爆ぜて開きました!

ガガイモ キョウチクトウ科ガガイモ属
2021.01.02
ガガイモP1024887.JPG
まるで天照大神の天岩戸開きのように、朝日を浴びて眩しく輝きを放ちました。

ガガイモP1024888.JPG
一旦開いたら、風が吹く度、次々と種子が飛び立っていきます。

ガガイモP1024891.JPG
自由だなぁ 何処へ旅して行くのだろう・・・

ガガイモP1054918.JPG
旅立つ前にちょっと寄り道を願い、近影を撮らせて貰いました。
ケースに保存したので、下向きの寝癖?がついて、仲間の鬼女蘭の名前の由来を彷彿させるような風情に。

ガガイモP1054915.JPG
種子の形はヘラ型ですが、鬼女蘭や鈴柴胡ほど凹みがなく、お杓文字のようです。

ガガイモP1054917.JPG
真ん中辺りに膨らみが見えます。

ガガイモP1054919.JPG
こちらはケースの外に静電気でくっついていた種子で、寝癖ナシの姿です。
種髪の長さ2p、種子6o、袋果の縦は8p程でした。

花 2021.09.10
ガガイモP9103419.JPG

未だ青かった頃の袋果 2021.10.16 
ガガイモPA164016.JPG

やや赤く色づいてきた袋果 2021.10.31
ガガイモPA314283.JPG


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posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この花が
こんな風に種になって散って行くのですね!

タンポポみたいな種になるものが多いので
驚いております。

スイスで見たエーデルワイスって
こんな感じの花ではなかったでしょうか?
Posted by じゅんぺい at 2022年01月05日 15:12
◆じゅんぺいさんへ
 私がガガイモの仲間が好きなので、種髪のついたふわふわタネさんが多いのです^^

 こんなイボイボの袋果から、キラキラの綿毛が出てくる瞬間が見たくて、ずっとずっとこの日を待っていました♪

 エーデルワイスはキク科ですが、綿を纏ったような全体の雰囲気は似ているかもしれませんね。エーデルワイスの花びらに見える部分は苞葉で、本当の花は真ん中の小さな○の集まった部分です。
Posted by 山桜 at 2022年01月05日 20:04
ガガイモ!神秘的ですね。
Posted by きえ at 2022年01月05日 20:42
◆きえさんへ
 日本の神話の世界に登場する植物ですから、秘められた力と物語を持って惹きつける力もあるのだと思います。
 
Posted by 山桜 at 2022年01月05日 22:18
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