2022年01月17日

粟船山 常楽寺 その2(鎌倉)

 お寺参りの魅力の一つは、手入れの良い植栽を愛でること。常楽寺で出会った私の好きな植物たち・・・

リンドウ(竜胆)リンドウ科 2021.11.20 鎌倉市
リンドウ鎌倉常楽寺PB204650.JPG
源氏の家紋であり鎌倉市の市章でもあるリンドウは、鎌倉の随所で見られますが、これ程美しい状態に出会えるとは!

リンドウ鎌倉常楽寺PB204648.JPG
一輪、岩陰で控えめに咲いている姿も良いものです。

ツワブキ(石蕗)キク科ツワブキ属
センリョウ(千両)センリョウ科センリョウ属
ツワブキ センリョウ 鎌倉常楽寺PB204652.JPG
お寺の下草の定番のように良く見かける植栽ですが、丁度ツワブキの花とセンリョウの実が盛りというのはなかなか見られないかもしれません。ツワブキもセンリョウも、本来、暖温帯の植物。ツワブキは海岸の岩場などに自生するので、正に自然分布地ですね。

トベラ(扉)トベラ科トベラ属
トベラ鎌倉常楽寺PB204655.JPG
トベラも暖温帯の海岸などに良くみられる木です。鎌倉は海沿いの暖地なのだと改めて気付きます。このあと実が弾けて真っ赤なタネが零れ出します。

イヌビワ クワ科イチジク属
イヌビワ?鎌倉常楽寺PB204645.JPG
イヌビワも同じく暖温帯の海岸に多い木です。実生が沢山生えていたので、きっと頭上に大きなお母さんの木があったのでしょう。崖の道でしたので足元ばかり見ていて、上を確認し損ねました。

イヌビワの実 むさしの自然観察園 2021.11.08
イヌビワPB084449.JPG
小さいけれど、イチジクにそっくりな実です。

前々から変だと思うのは、ビワはバラ科なのに何故にイヌイチジクではなくイヌビワなのでしょう? 実の形が似てるから??

また、得意の横道に逸れました。その3に続きます。


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posted by 山桜 at 23:57| Comment(2) | 神社・仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
千両は、わが地域ではさすがに庭植えはかないません。
ただ、以前は無理だった万両は育つようになりました
Posted by 玉ヰひろた at 2022年01月18日 14:57
◆玉ヰひろたさんへ
 千両も万両も自然分布は関東以南ですが、サクラソウ科の万両の方が少し生き残る力が強いように思います。千両は暑さ乾き強風にも弱くて油断なりません。
Posted by 山桜 at 2022年01月18日 17:04
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