2022年01月27日
今川焼?回転焼?
朝ドラ「カムカムエブリバディ」のるいとジョーが「回転焼」のお店を開きました。焼きたての「回転焼」が画面に映る度、食べたくなってしまい困ります。我が町の駅前にそのお店があったのは、今は昔。最近「糖質オフ」流行のせいか後継者不足の為か、とんと見なくなってしまい残念です。
ところで、皆さんの地域では、あの「回転焼」をなんと呼びますか? 私はずっと「今川焼」と思っていましたが、何故、その名前なのか考えたこともなく、チコちゃんに叱られそうなので調べてみました。
JR神田駅の南、今は交差点の名前として残っている「今川橋」の袂で初めて売り出したことから「今川焼」と呼ばれたとのこと。
今川橋は、日本橋を出発して最初に渡る橋で江戸城の掘(後に竜閑川)に掛けられており、当時地元町人の代表であった名主、今川善右衛門の名をとり命名されました。昭和25年に川は埋め立てられ、今川橋も360年の歴史を閉じました。現在は、神田鍛冶町一丁目です。
今川焼、または、大判焼、それ以外の名前は知ってはいても、使ったことはありません。秋田では、「あじまん」と言ったと思いますが餡子たっぷりで皮が薄いのですよ〜(思いだしたので2022.01.31追記)、そして更に小さな回転焼で「金萬」というお菓子があります。小さくて食べやすく、ちょっと上品な白あんです。
秋田銘菓「金萬」
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回転焼または、お店は、御座候。
西宮市は、回転焼と言っております。
尼崎市では、三笠焼が大きなお店で
大量に焼いていましたが。
形が所謂どら焼でした。
普通のアンコと白餡もありましたが、
私は、白餡派です(笑)
「御座候」という呼び名は今回調べてみて初めて知りました。「ござそうろう」って長くて呼びづらそうですが、慣れていれば違和感ないのでしょうね。
「三笠山」は、銅鑼焼きの別名だと思っていましたが、まん丸な回転焼ならそれも有りですね。
今川焼の最盛期には、カスタードクリーム、チーズ、うぐいす餡などもあって、選ぶのが楽しみでした。本当の白餡は白インゲンではなく、白小豆で作るので高級なのですよね。
ああ、また食べたくなってしまいます〜(^^;)
店舗名が「世界一菓子店」といいます。店舗には、金いろで「世界一」の看板が目立ちます。
https://motomiya-machiaruki.com/shop/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%80/
現在、そこでは「回転焼」という名称で売られていますが、私の幼いころ祖父に買ってもらっていたころは「きんつば」と言って売っていましたので、私たちも「きんつば」と思っていました。
「ハムマヨ」は、お腹を空かした部活帰りの中高生に人気ありそうですね。
「きんつば」は、こちらでは別のお菓子ですけれど、若しかしたら丸い形が「剣鍔」を思わせたのでしょうか。言葉の変化って面白いなぁ。
だから、普段は「御座候」と呼んでいます。
「御座候」のお店以外で購入したものを、特に意識して「回転焼」と呼ぶ場合があります。
調べたら、私が知らないだけで東京にも「御座候」は出店していました。一番近いお店にコロナ禍が落ち着いたら行ってみたいと思います。
(オミクロン株の感染力が強過ぎて、不要不急の公共交通機関を使っての外出は自粛中です。単純に自分が怖いから・・・)