2022年02月09日

ミチノクフクジュソウ(陸奥福寿草)

 日本に自生するフクジュソウの仲間は、北見フクジュソウ、陸奥フクジュソウ、フクジュソウ、四国フクジュソウの4種とされています。関東地方で見ることが出来るのは、ミチノクフクジュソウとフクジュソウですが、見分け方は、一番外側の萼片の長さです。

 陸奥フクジュソウは、萼片が花弁の1/2程と短く、フクジュソウは、萼片と花弁がほぼ同じ長さです。花が開いているときは確認し辛いので、曇りの日か朝日が差す前に見てみて下さい。

ミチノクフクジュソウ(陸奥福寿草)
キンポウゲ科フクジュソウ属 2022.02.07
ミチノクフクジュソウP2075276.JPG
一番外側に短い萼片が見えますね。

ミチノクフクジュソウP2075274.JPG
茎が中空なのも同定ポイントです。花が終わった頃、実を着けたくないのなら折ってみることも出来ますが、花が咲いている時はとても無理ですよね。

ミチノクフクジュソウP2075275.JPG
キンポウゲ科の特徴は、輝く黄色い花弁とパラボラアンテナ型集光形

ミチノクフクジュソウP2075273.JPG

咲いた咲いた!と嬉しくて、ちゃんと同定が出来るように撮ることを忘れていてすみません。次回の当番時にも咲いていてくれたら、意識して分かり易い角度で撮ってみますね。


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posted by 山桜 at 19:46| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
我が家の庭で群生しているのを、改めてみてみましたら陸奥フクジュソウではなく福寿草でした。
Posted by 玉ヰひろた at 2022年02月10日 15:35
◆玉ヰひろたさんへ
 裏から見て、萼片も花弁も殆ど同じだったのですね。ただ、両者の交配種(広く栽培されている福寿海)もあり、微妙なものもありそうです。
Posted by 山桜 at 2022年02月10日 17:27
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