白に近い薄紅色のソメイヨシノ全盛の時代から、段々と濃いめの紅色が好まれるようになっているのは時代の流れでしょうか。そうなると先にご紹介した「寒緋桜」が交配親として大活躍です。
遠目にも華やかで一際目立っているので、気になっている方も多い桜だと思います。
ヨウコウ(陽光)「天城吉野」X「寒緋桜」
2022.03.25
咲き始めは全体が濃いめの紅色です。
(天城吉野は、染井吉野と同じ両親(江戸彼岸 X 大島桜)で、染井吉野の起源の研究の中で生まれた桜だそうです。)
少し日が経ってくると花弁に赤い筋が目立ち、花糸も紅色に染まってくるので、真ん中が赤っぽく見えるのですが、この日は未だ咲いたばかりでした。
花弁も17−22mmと大きく、その質もしっかりしていて、私の中では儚さよりも力強さを感じる桜です。
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2022年03月25日
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