2022年04月16日

吾妻峡・龍崖山・柏木山(その6)

 龍掛山にも何通りもコースがありましたが、柏木山は更に「分県登山ガイド・埼玉県の山」に乗っているコース以外の道が幾つかあるのに、どうも道標が少なくて分かりづらかったです。「大きな道標あり」と書かれていた地点にも道標はなかったり、

        表示が消えている看板 13:21
        4月柏木山1321消えてる看板小DSC_1491 (002).JPG 
看板らしきものには何も書かれていなかったり、迷うような分岐にも表示がなかったり、どうも聞いていた様子と異なるのです。山主さんの要望で各所のそのような手作りのものが撤去されるという記事もあったので、若しかすると現在整理中なのかもしれません。

意味不明の怪しい看板でしたが、たまたま下りて来られた方がいたので、ここを曲がって上がるのが正解と分かりました。登っていくと、湿度の高いやや暗めの道に出て・・・

マルバスミレ 13:27
4月柏木山1327マルバスミレP4127323.JPG

龍崖山では見なかったマルバスミレが登場。柏木山は、植生が大分異なるようです。

ウラジロ 14:92
4月柏木山1330ウラジロDSC_1492 (002).JPG

4月柏木山1333ウラジロP4127326.JPG
お正月の飾りに用いるシダのウラジロの北限の地とのことで、大群落があちこちにありました。2枚の葉の間から新しい芽が出て、また2枚の葉が開きます。

シハイスミレ(紫背菫)13:30
4月柏木山1330シハイスミレDSC_1493 (002).JPG
久し振りにシハイスミレに出会えました。

道標 13:30        ニガイチゴの群落
4月柏木山1330道標小image (004).jpg 4月柏木山1331ニガイチゴ小DSC_1494 (002).JPG

シダの道の道標 13:36 パワースポットへ下る道(この日は通らず)
4月柏木山1336シダの道小DSC_1495 (002).JPG 4月柏木山1337風景小HORIZON_0001_BURST20220412133704010_COVER (002).JPG 

マキノスミレ(牧野菫)13:37
柏木山1337マキノスミレP4127330.JPG

4月柏木山1336マキノスミレ小P4127329.JPG 4月柏木山1336マキノスミレ小P4127327.JPG

シハイスミレ 13:38
4月柏木山1338シハイスミレP4127331.JPG

道標 13:40
4月柏木山1340道標小image (007).jpg

クサイチゴ 13:41
4月柏木山1341クサイチゴDSC_1496 (002).JPG

カモシカ5丁目道標 13:42
4月柏木山1342カモシカ5丁目直登小DSC_1497 (002).JPG

男坂の急登と女坂の緩斜面 13:43
4月柏木山1343急登小DSC_1499 (002).JPG 4月柏木山1343女坂小DSC_1500 (002).JPG

柏木山山頂手前のミツバツツジ
4月柏木山山頂手前ミツバツツジimage (00D).jpg

柏木山(高ドッケ)からの展望 13:51
4月柏木山1351山頂風景DSC_1502 (002).JPG

4月柏木山1351山頂風景DSC_1504 (002).JPG

4月柏木山1401山頂風景P4127334.JPG

4月柏木山1401山頂風景P4127335.JPG

4月柏木山1351山頂山名板DSC_1511 (002).JPG 
4月柏木山1351山名板DSC_1510 (002).JPG
山名板を見ると、今まで山笑(やまにこ)会で歩いた山々が見えることが分かります。

カモシカが覗いています。 小人もいました!
4月柏木山1351カモシカ小HORIZON_0001_BURST20220412135128385_COVER (002).JPG 4月柏木山1351小人小DSC_1501 (002).JPG

山頂ベンチ
4月柏木山1452山頂ベンチDSC_1513 (002).JPG
山頂では、反対側から登ってこられたご夫妻が寛がれていました。

4月柏木山1354山頂ベンチDSC_1514 (002).JPG
眺めの良いベンチ、でもちょっと崖にギリギリのような・・・

(つづく)


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posted by 山桜 at 22:56| Comment(4) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ウラジロの北限ですか。
今まで暖地性シダの南限ばかり意識していました。
私には貴重な情報です!
Posted by 瓜亀仙人 at 2022年04月27日 19:06
◆瓜亀仙人さんへ
 現地情報を元に書きましたが、念の為に調べると、ウラジロの北限は、海岸部では「福島県の南部海岸地帯」、内陸部では、埼玉県の何カ所かに点在し、その内の一箇所がここ柏木山(高ドッケ山)だそうです。
 シダも追われているのですか?縄文とも関係ありそうですね。
Posted by 山桜 at 2022年04月28日 11:04
シダ植物には、いろんな種類があると思うのですが、正月飾りにあれだけ使用されるには、それなりの理由があるからだと思います。
それはなになのか???
北限を越えた北の地域では、どうなっているのか非常に興味あります。
Posted by 瓜亀仙人 at 2022年04月28日 19:13
◆瓜亀仙人さんへ
 なるほど、そういえば、瓜亀さんのお宅のお正月飾りは、こちらでは見たことも無い程とてもとても立派でしたね!
 ウラジロが古い葉が枯れずに代々新しい葉が二枚ずつ上に増えて行くので子孫繁栄、夫婦円満で縁起が良いとのことですが、それと同時に、殆ど同じ大きさの一対の葉が沢山採れるのも都合が良いのではと思いました。
 なにせ見上げる程多く山のように積もり積もって育っていましたから。
Posted by 山桜 at 2022年04月28日 19:23
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