ヒメウズ(姫烏頭)キンポウゲ科ヒメウズ属(又はオダマキ属)
2022.04.12 龍崖山・飯能市
全体の姿。葉も花も咲き方もオダマキに良く似ています。ただとても小さくて草丈は10〜25cm程、花も直径5o程で、よく観なければ気付かずに通り過ぎてしまうでしょう。気付かずに通り過ぎてしまっては勿体ないこの美しさを是非、お伝えしたいのです。
外側の花弁に見える部分は萼片で、その内側で筒状に重なっているのが本当の花弁です。その花弁に距と呼ばれる突起(写真で萼片の分かれ目の部分にプツプツと出ているハチミツ色の部分)がある所もオダマキに似ています。それでオダマキ属に分類されることもあり、またその突起が短い等の理由でヒメウズ属として独立した分類ともされています。
俯いて咲いているので、なかなか花の様子が見えないのですが、たまたま倒れていた花があって中を覗くことが出来ました。
雌しべ雄しべを大切そうに包んで筒状になっているの薄黄色の部分が花弁です。横に緑の果実が見えますが、この形が同じキンポウゲ科のトリカブト(烏頭)の果実に似ているので「姫烏頭」の名が付いたのでしょう。地中に塊根(有毒)があり、民間薬として用いられたこともあったようですが、現在は使われていません。
ケシ科のムラサキケマンと一緒に生えていました。比べて見ると、その小ささがお分かりかと思います。久し振りに、そこら中に小さな鈴状の花を揺らしている姫烏頭の群落に囲まれて、妖精の仲間になれたように幸せ一杯の春の日でした。
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葉は見たことあるような、、見つけたら少し上向けて覗いてみます。
もし、出会えたら、きっとお気に入りのお花になると思います。
もう、可愛いカワイイとつぶやきっぱなしでした(^^)
私、烏頭尾という名字の方を知っています。
気になってネット検索したら、全国で70人?、
そのうち大多数の方が奈良県内に住んで
おられるとのことでした。
烏頭尾(うとお)さんと読むのですね。今、変換の候補にちゃんと出て来てビックリしました。
トリカブトの塊根の生薬名・烏頭(うず)とは関係なく、烏の頭と尾の意味とのネット情報ですが、「烏の頭と尾の意味」が分かりません。ご存じでしたら是非教えてください。
ひろたさんの気になる植物の正体判明に役立てたのなら、嬉しいです\(^o^)/♪
写真を拝見し、オダマキ?@@と想いましたが、姫烏頭っていうんですね。初めて聞いたお名前です><; ムラサキケマンと比較すると本当に小さいのですね^^; つい見落としてしまいそうですが、以後 山歩きの時に注意して探してみます。
わぁ、お名前拝見し、嬉しくて拍手してしまいました!
九州でも見られると思います。沢筋など少し湿っぽい所に多いようです。
距が上に出ない風鈴オダマキは、ヒメウズ属に入れることもあるそうです。