蛍が飛び交う季節には、蛍袋の花も咲き始めます。一度で良いから、蛍袋の花の中で蛍がぽうっと光るのを見てみたいものです。
ヤマホタルブクロ(山蛍袋)
ゲンジボタル(源氏蛍)
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、頼朝の落馬が、縁の人に鈴の音によって胸騒ぎがするように伝わる印象的なシーンで描かれていました。不吉な予感に苛まれていた頼朝は「平家の赤」をも怖れていましたが、源氏蛍だからといって「源氏の白」な訳ではなく、やはり黒と赤です。
それでは名前の由来は何なのでしょう?
ゲンジボタルの方が大きく光も強いので、「光源氏」に擬えたという説、源平合戦で勝ったから説など諸説あるようです。
私は、ゲンジボタルは流れのある河川、ヘイケボタルは田んぼや湿地などに生息しているので、源氏=山育ち、平家=里育ち、そんなイメージも持っていました。ゲンジボタルは昔は「山蛍」「大蛍」とも呼ばれていたそうです。

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まぁ、音で寄せた後付けかなぁ・・・ヘイケボタルとの対比はどうでしょう。色々考えるのは楽しいですね。