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2022年8月1日(月) あっという間に8月、既に秋の花も咲き出しています。
観察園の外花壇は、主に玉川上水に自生する植物たちです。
オミナエシ スイカズラ科 カラマツソウ キンポウゲ科
キンミズヒキ(金水引)バラ科
園内に入り、正面が「山野草の土手」で、日本と一部外国(左端の方)の野生植物たちです。ここと「スミレの丘」と常緑樹の森の中の築山が山桜の主な担当エリアです。
ハエドクソウ ハエドクソウ科 ソバナ キキョウ科
フクラスズメの幼虫
ヤナギイチゴ(イラクサ科)の葉を凄い勢いで食べていました。
ハンゴンソウ キク科 クロアゲハ♀
ハンゴンソウの蕾が黄色くなってきました。猛烈な繁殖力の北米原産特定外来生物「オオハンゴンソウ」とは違う、日本在来種です。
クロアゲハのメスは、羽の色が薄く前翅下になる後翅の上部に白斑はなく、後翅の表裏共に赤い斑があります。オスは、全体に真っ黒で後翅上部に白斑があり(飛ぶと見える)、後翅の裏だけに赤斑があります。
ノリウツギ アジサイ科 ヤマシャクヤクの実 ボタン科
最近はノリウツギに似たピラミッド状の花を着ける外来種の柏葉アジサイが良く植えられていますが、ノリウツギは在来種です。樹液は和紙を漉く際の糊として用いられます。
ヤマシャクヤクの果実は独特の色合いでドキッとしますが、熟す頃には回りの草が深くなり、なかなか目にすることがないかもしれません。詳しくは別途書きましょう。

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