
玉原の日本海要素植物シリーズ、ミヤマシキミの多雪地方対応型の変種は、ツルシキミ(ツルミヤマシキミ)です。
シキミ(マツブサ科)と ミヤマシキミ(ミカン科)は、全く別科ですので「ツルミヤマシキミ」の方が正確と思いますが、広くツルシキミで通っているようですので、頭の中で「ミヤマ」を意識しておきましょう。
ツルシキミ(蔓樒)ミカン科
別名:ツルミヤマシキミ(蔓深山樒)
こうして上から見ると、ミヤマシキミと変わらないようですが・・・
下の方を見れば、茎が地表を這うようにツル化して伸びているのが分ります。重い積雪に備え、折れないように背を低く、柔軟な茎で地表を這うように変化していったようです。

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