2022年08月30日

玉原 日本海要素 ツルシキミ



 玉原の日本海要素植物シリーズ、ミヤマシキミの多雪地方対応型の変種は、ツルシキミ(ツルミヤマシキミ)です。

 シキミ(マツブサ科)と ミヤマシキミ(ミカン科)は、全く別科ですので「ツルミヤマシキミ」の方が正確と思いますが、広くツルシキミで通っているようですので、頭の中で「ミヤマ」を意識しておきましょう。

ツルシキミ(蔓樒)ミカン科
別名:ツルミヤマシキミ(蔓深山樒)
P8290567 ツルシキミm.JPG

 こうして上から見ると、ミヤマシキミと変わらないようですが・・・

P8280444 ツルシキミm.JPG

 下の方を見れば、茎が地表を這うようにツル化して伸びているのが分ります。重い積雪に備え、折れないように背を低く、柔軟な茎で地表を這うように変化していったようです。


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posted by 山桜 at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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