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3月22日は、FIT(Forest Instructor Tokyo)の内部イベント「低山はいかい」の久し振りの幹事でした。前回の「トトロの森(緑の森の自然博物館)」で解散式に♪夏は来ぬ♪を歌った西武球場前駅からスタートし、更に狭山丘陵を西へと進みます。
「はいかい」と平仮名なのは、徘徊、俳諧→俳句→ハイク(ハイキング)など、いろいろな含みを持たせているからなのです。追記:参加者の皆さんの俳句(的な者も含む)を掲載しました。
この日は、WBCの決勝戦。決勝をリアルタイムで見られず残念でしたが、なんという偶然!その「野球」という名前をつけ、日本でのベースボールの普及に尽力した正岡子規ゆかりの「俳諧」も楽しむ趣向だったのです。「野球」と「俳諧」の迎合、正岡子規さんのご縁としか・・・ビックリ〜\(^o^)/
球春にサクラもエールの花盛り (参加者詠)
西武球場前でWBC決勝の熱気の気配を感じつつ、
「中継を気にしていると危険ですから我慢してくださいね」
とお願いして出発〜!
カンヒザクラ 湿地の下の水路


ショカッサイ 最初の急坂

アキニレ、ヤマモモ、ケヤキの並木やヤブツバキ、カンヒザクラを観察しつつ右手の遊歩道へ。電車の高架下を潜り更に右手の急坂を登ると、左手に水を湛えた洒落たデザインの狭山湖畔霊園の管理事務所。その向かいの分岐点を山道へと登って行きます。
風さやか 芽ぶきはじまる 雑木林 (参加者詠)
霊園事務所前の水面に映る景色 菩提樹池への道標


登るにつれ、左眼下には、霊園の墓石や植え込み、遠くの市街地まで見晴らしが広がります。チラリと見える歌手の尾崎豊さんのお墓に手を合せ、更に登れば、ウグイスカグラの花、オトコヨウゾメの蕾、コウヤボウキやウワミズザクラの新芽。フェンスにはアケビの蕾が膨らんでいました。
所沢駅方面 尾崎豊さんの墓所


コウヤボウキ ウグイスカグラ


ウグイスカグラ サルトリイバラ


狭山丘陵のウグイスカグラは白っぽい花が多く、殆ど白の花も見ることがあります。未だサルトリイバラの実が残っていました。
オトコヨウゾメ アケビ


狭山丘陵では、ウグイスカグラの花の後は、このオトコヨウゾメの花が沢山咲きますが、まだ展開した葉の間に見えたのは小さな蕾でした。
アケビもこの蕾が膨らんで咲くまで、結構何日もかかります。
ヒサカキ ♂花 ウワミズザクラ 新芽


コロナ禍で チャンスは今と 木の芽時(参加者詠)
ウワミズザクラ

ソメイヨシノ

今年は色々な開花が早く、ソメイヨシノも満開でした。
礼拝堂 分岐の道標


ヒメサザンカ ’エリナ・カスケード’


礼拝堂の裏手に植えられていた不明の植物は、在来種の「ヒメサザンカ」と中国の「エリナ」が交配された園芸種でした。右は後日咲いた花。
観音様 分岐の道標


階段 センボンヤリ


センボンヤリ

其処此処に千本槍も春の陣 (参加者詠)
センボンヤリ 花裏むらさき 証拠撮 (参加者詠)
センボンヤリの裏の紫色


センボンヤリの春の名前「紫タンポポ」の色が花弁の裏にありました。ちゃんと表側も紫色の個体もありますが、狭山丘陵では白っぽい花が多いようです。そう言えば、ウグイスカグラの花も白っぽい・・・何か土壌的な問題でもありでしょうか?
イチヤクソウ

イチヤクソウは未だ去年の花殻をつけたまま。
(つづく)

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トトロに会いたかったのになぁ〜〜
朝ドラ、毎日楽しみに見ています。
でも、植物の名前が覚えられません・・・
さつきとめいの家は、我が市も取得に名乗りを上げたものの、資金不足で負けてしまったようです。
でも、本当の舞台はこちらで、あちらは作り物。
自然のトトロの森では負けていませんよ〜
宮崎駿さんも住んでいらして、お見かけすることも・・・。