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追記(参加者の皆さんの俳句を掲載しました。)
霊園のフェンスから離れ、センボンヤリの花が沢山咲いている階段を下りていくと、森の中の湿地帯に出ます。谷間に湧く水で出来たこの湿地を嘗ては田んぼとして利用していました。このような場所を「谷戸」と呼びます。
谷戸の少し先に、湧き水を湛えた「菩提樹(ぼだいぎ)池」が見えてきます。
菩提樹池 2023.02.09
2023.02.17
2023.03.22 (C)T.Kosuge(参加者撮影)
菩提樹池の看板
菩提樹池木標 保護ボランティア団体
水ぬるむ メダカ跳ね光るさざなみ (山桜)
メダカ 2023.03.20
湿地の中の小川
桜「陽光」と新緑 (C)T.Kosuge(参加者撮影)
早みどりと 桜出会いて 山笑う (山桜)
菩提樹たんぼ
カエルの卵塊
田がぬるみ 卵にたくす 山がえる (参加者詠)
水ぬるむ オタマくるくる 田のたまご (山桜)
ムササキサギゴケ オタマジャクシ
水ぬるみ 卵かいどこに 消え去りぬ (参加者詠)
やまざくら かえるがかえる 狭山かな (参加者詠)
ボランティアの皆さん
ベンチ 作業小屋とカンカラ
はるの陽に ごまあえに最摘 ヒヨコグサ(参加者詠)
田んぼの畦には摘み草したくなる美味しそうな山野草や可愛い花たちが・・・
ヘビイチゴ タネツケバナ
イチョウウキゴケ(「まっくろくろすけ」にソックリ!)
クロスケの 正体見たり イチョウウキゴケ (参加者詠)
春池に まっくろくろすけ メイちゃん笑顔 (参加者詠)
よりイチョウっぽくなったもの 陸に上りかけたもの
イチョウウキゴケは水陸両方で生きていけるそうです。観察を続けたいです。
畦で回るペットボトルのカザグルマ(モグラよけ? カラスよけ?)
ボランティアの方のお話では、以前はフデリンドウやキンラン等も数え切れない程咲いていたのに、業者がトラックでやって来て掘り盗って行ってしまったのだそうです。条件が合わない所では生きていけない植物たちですが、業者は売ってお金に換えてしまえればそれで良い、弱ろうが枯れようがお構いなし。それを知らずに買う方も同罪。足がつかないように、ネット等で売られていても決して手を出さないことです。
花期が短いアオイスミレの花は、下見時のものです。
アオイスミレ 2023.03.05
2023.03.12
茶畑の中に、実生で育っていた山桜を、みつこさんがこの場所に移植して大切に育て上げた一本桜です。下見時に堂々たる姿に見惚れ、本番での開花を夢見ていたら・・・
中峯一本桜(みつこ桜)
2023.02.09 03.16
03.12 03.16
03.20
本当に本番の日が青空に満開で、
「この桜に会えただけで、来た甲斐があったね!」
と、皆さんに言っていただけ、幹事冥利につきました。
青空に ゆうゆう満開 山桜 (参加者詠)
03.22
ウワミズと エドヒガンや イッポンザクラ (参加者詠)
サクラ咲く 低山はいかい みな笑顔 (参加者詠)
低山はいかい倶楽部 集合
やまざくら 心に写真 やきつけて (参加者詠)
(つづく)
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「谷」は、関東では「や」、関西では「たに」と読むと聞いたことがあります。
「渋谷」は「しぶや」?「しぶたに」?
苗字を読むのも難しい!!
谷戸は「やと」です。谷が後ろにつくと扇ヶ谷のように「おうぎがやつ」と谷だけで「やつ」とも読みますが、恐らく「やと」と同じような意味ではと思います。
歴史の教科書や古文で習った以外の奈良の地名は難読なものが多くて、適当に読んでいて後から間違いに気づいたものが幾つもあります。「當麻」はとうまだと思って居たら「たいま」とか・・・。奈良の方には普通なのでしょうね、お恥ずかしい。
奈良には古代朝鮮半島由来の地名がたくさんあると聞きます。
「明日香(飛鳥)」は、古代渡来人にとって安住の地「安宿」や「奈良」は「国の都」の意味の「クニナラ」という古代朝鮮語の意味があるという説があるそうです。
それが日本語として全国に広がって行ったのでしょうかね。
古代朝鮮から日本へ渡って来た人々が住んだ場所には、難読地名が多いようですね。
下北半島を旅して縄文にも興味が抱きつつ、ついつい目の前の植物をみてばかり…
やっとコロナ禍も落ち着き?旅に出られるようになり、嬉しいです。次は何処に行こうかなぁ