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満開のサクラとサクラソウの共演

ノウルシが繁茂するエリアとハンノキ

ノウルシ

ノウルシばかりが広がるエリアでは、サクラソウの姿が見えませんでした。
田島ヶ原サクラソウ自生地は、国指定の特別天然記念物となっていて、保全活動と言えども有志が自由に草取りなどは出来ないそうで、サクラソウの成長を阻害していると思われるノウルシも保護対象で刈ることができないので、指定外のバックヤード的な区画でのノウルシを除いた栽培の試みを見せて頂くこととなり、そちらへ移動。
その途中で観察できた植物
ゴマギ ?ヤナギの芽


ムラサキサギゴケ

スズメノエンドウ イヌガラシの仲間?


オニグルミ

落葉樹の様々な芽吹きの色

カントウタンポポ シロバナタンポポ


このシロバナタンポポは、真ん中の黄色みが強く真っ白ではありませんでした。


サクラソウにも白花ありましたが、遠くて撮影難しく・・・
鴨川

サクラソウ ヒキノカサ


ヒキノカサはサクラソウよりも草丈が低いので、日照の妨げにならないようです。
こちらがノウルシ除去地区です。ノウルシの代わりにヒキノカサの黄色が光っていました。
サクラソウの群生



ノウルシのいない場所では、明らかにサクラソウが伸び伸びと元気に育っているように見えました。
サクラソウが元気に育つためには、適当な川の氾濫による土壌の富栄養化やライバルの消失(陽当たりの確保)が必要なようで、近年の洪水被害は人間には大きなダメージでしたが、サクラソウは元気を回復し個体数も増加したそうです。
江戸時代のサクラソウ・ブームによる盗掘被害と並んで、行き届いた河川管理による氾濫防止がサクラソウの数を減らしていたとは・・・。サクラソウの最大の敵は人間であり、また最大の保護者も人間なのですね。
のんびり水面に佇むオオバンの群れ

白鷺(コサギ?)もほのぼの・・・

そこへやって来た人間の団体さんに追われたオオバンの群れがダッシュ! 慌てて逃げる白鷺

動物の平穏を乱したのも、やはり人間でした。

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